ドラフト(5070)

(3月9日追記)
・引受価額が「1,453円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「1,453円」付近で寄り付く可能性があります。

 ドラフトの事業内容は「空間(オフィス、商業施設、都市開発、環境設計、その他)の企画デザイン・設計・施工」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額67.9億円、吸収金額20.6億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「SMBC日興証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値の上昇は期待しづらいです。

ドラフトのホームページ画像
成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価?
△ d


基本情報

会社名 ドラフト(5070) 【東証マザーズ】
会社URL https://draft.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券野村證券DMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,520円
仮条件? 1,520円 ~ 1,580円
公募価格? 1,580円
初値予想(独自) 1,450円 ~ 1,600円(2月12日時点)
初値? 1,221円 (公募価格比-359円 -22.7%)

・想定価格1,520円に対して、PER26.06倍、PBR4.86倍、配当利回り0.22%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益58.3円、1株あたり純資産312.7円、1株あたり配当金3.4円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 3月2日(月)~3月6日(金)
当選発表日? 3月9日(月)
購入申込期間? 3月10日(火)~3月13日(金)
上場日? 3月17日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 720,000株
売出株数(OA含む)? 637,000株
当選株数合計 1,357,000株

・当選株数は1,357,000株。売買単位が100株なので、当たりは計13,570枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 SMBC日興証券 86.96% 1,180,000株 11,800枚 1,180枚
幹事 みずほ証券 8.70% 118,000株 1,180枚 118枚
SBI証券 1.30% 17,700株 177枚 79枚
野村證券 1.30% 17,700株 177枚 17枚
極東証券 0.87% 11,800株 118枚 0枚
いちよし証券 0.87% 11,800株 118枚 17枚

SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券野村證券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(2月21日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
山下 泰樹(社長) 69.90% 180日間
TDA(株) 25.42% 180日間
長谷川 幸司 0.48% 180日間
荒浪 昌彦 0.38% 180日間
黒田 直子 0.36% 180日間
那須 俊貴 0.23% 継続保有
平野 紗枝子 0.19% 継続保有
松永 航 0.19% 継続保有
吉岡 隆之 0.18% 継続保有
深澤 伸行 0.15% 継続保有

 

企業業績のデータ(5年分)

  2015年
3月
2016年
3月
2017年
3月
2018年
3月
2019年
3月
売上高(百万円)? 2,100 2,953 3,125 4,341 4,697
経常利益(百万円)? △33 142 △68 247 366
当期純利益(百万円)? △33 107 △79 173 261
純資産額 (百万円)? 15 122 43 200 403
1株あたりの純資産額(円)? 19,564 162,389 56,810 53 107
1株あたりの純利益(円)? △44,276 142,825 △105,579 46 70
自己資本比率(%)? 2.0 10.5 3.7 10.7 18.5
自己資本利益率(%)? - 157.0 - 152.1 86.4

※2017年3月期まで単独決算。2018年3月期から連結決算。
※2018年3月期以降、株式1株につき5,000株の分割を反映。
・2020年3月期は、第3四半期時点で売上3,238百万円、経常利益76百万円を達成しています。IPOで得た資金は、人材採用費、人件費、広告宣伝費、本社移転費などに充てる予定です。

管理人からのコメント

 ドラフト(5070)、空間デザインは建築と同様のテーマとして見られていると思われ、IPOのテーマとしては弱い印象です。また、業績はやや頭打ち気味に推移しており、今後の成長性にも不安があります。加えて、規模が重ためで、同日にミアヘルサ(7688)リビングプラットフォーム(7091)も上場することから、さらに買いが入りにくくなっています。総合的に見て、初値の上昇は見込みにくいでしょう。

 ネット証券では、SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券野村證券DMM株から申し込みできます。


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