SREホールディングス(2980)
(12月11日追記)
引受価額が「2,451円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「2,451円」付近で寄り付く可能性があります。
(12月3日追記)
弱気の仮条件を受けて、初値予想を引き下げました。
SREホールディングスの事業内容は「不動産事業、ITプラットフォーム事業、AIソリューション事業」で、東証マザーズ上場の大型案件(想定時価総額450.1億円、吸収金額141.0億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「SMBC日興証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見ると公募割れの可能性もある案件です。
基本情報
会社名 | SREホールディングス(2980) 【東証マザーズ】 |
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会社URL | https://sre-group.co.jp/ |
狙い目証券会社 | SMBC日興証券(共同主幹事)、大和証券(共同主幹事)、 SBI証券(副幹事)、野村證券、マネックス証券、楽天証券、DMM株、 松井証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 2,975円 |
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仮条件 | 2,550円 ~ 2,650円 |
公募価格 | 2,650円 |
初値予想(独自) | 2,450円 ~ 2,650円(12月3日時点) |
初値 | 2,475円 (公募価格比-175円 -6.6%) |
・想定価格2,975円に対して、PER173.39倍、PBR6.44倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益17.2円、1株あたり純資産462.3円、1株あたり配当金-円。)
・初値予想を「2,800円 ~ 3,000円(11月14日時点)」から「2,450円 ~ 2,650円(12月3日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 12月4日(水)~12月10日(火) |
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当選発表日 | 12月11日(水) |
購入申込期間 | 12月12日(木)~12月17日(火) |
上場日 | 12月19日(木) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 1,400,000株(国内:982,400株) |
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売出株数(OA含む) | 3,757,200株 |
当選株数合計 | 4,739,600株 |
・当選株数は5,157,200株。売買単位が100株なので、当たりは計51,572枚。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
・公募価格決定時に、公募株数が「1,400,000株」から「1,400,000株(国内:982,400株)」へ変更になりました。(12月13日追記)
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
共同主幹事 | SMBC日興証券 | 83.53% | 3,190,700株 | 31,907枚 | 3,190枚 |
大和証券 | 9.06% | 346,100株 | 3,461枚 | 519枚 | |
幹事 | SBI証券 | 4.12% | 157,300株 | 1,573枚 | 707枚 |
野村證券 | 2.47% | 94,300株 | 943枚 | 94枚 | |
マネックス証券 | 0.41% | 15,700株 | 157枚 | 157枚 | |
楽天証券 | 0.41% | 15,700株 | 157枚 | 157枚 |
・SMBC日興証券(共同主幹事)、大和証券(共同主幹事)、SBI証券(副幹事)、野村證券、マネックス証券、楽天証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(11月27日追記)
・その他、松井証券から申し込み可能となりました。(12月5日追記)
・公募株数の変更と、売出の割り当てを反映しました。(12月13日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
ソニー(株) | 53.01% | 180日間 |
Zホールディングス(株) | 41.16% | 180日間 |
西山 和良(社長) | 2.61% | 180日間 |
角田 智弘 | 0.43% | 180日間 |
河合 通恵 | 0.35% | |
青木 和大 | 0.29% | 180日間 |
喜志 武弘 | 0.22% | 180日間 |
清水 卓 | 0.21% | 180日間 |
上出 昇 | 0.21% | 180日間 |
久々湊 暁夫 | 0.12% |
企業業績のデータ(5年分)
※2018年3月期まで単独決算。2019年3月期から連結決算。
※2018年3月期以降、株式1株につき300株の分割を反映。
・2020年3月期は、第2四半期時点で売上1,390百万円、経常利益263百万円を達成しています。IPOで得た資金は、研究開発費、人件費および人材採用研修費、広告宣伝費、借入金の返済、営業用不動産の取得費に充てる予定です。
管理人からのコメント
SREホールディングス(2980)、不動産というテーマはIPO的に弱く、加えて、公開株数も大量で、需給的に非常にきびしいです。連日の上場ラッシュで個人の資金余力も減っており、毎年この時期は案件選びが慎重になっています。仮条件が想定価格を大幅に上回るなどの強さが無い限り、スルーしておくのがよいでしょう。
ネット証券では、SMBC日興証券(共同主幹事)、大和証券(共同主幹事)、SBI証券(副幹事)、野村證券、マネックス証券、楽天証券、DMM株、松井証券から申し込み可能となっています。
(11月15日追記)
同日にランディックス(2981)が上場することになり、より買いが入りにくくなりました。
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