システムサポート(4396)

 システムサポートの事業内容は「ITシステム開発、データベース(Oracle)やクラウド(AWS/Azure)の移行・基盤構築、ERP(SAP)の導入・運用保守、データセンター運営、自社パッケージソフトの開発・販売」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額39.9億円、吸収金額12.3億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「クラウド関連」の案件です。

システムサポートのホームページ画像
成長性 割安性
○ ○
話題性 総合評価
◎ a


基本情報

会社名 システムサポート(4396) 【東証マザーズ】
会社URL http://www.sts-inc.co.jp/
狙い目証券会社 大和証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,650円
仮条件? 1,650円 ~ 1,750円
公募価格? 1,750円
初値予想(独自) 2,500円 ~ 3,000円(6月29日時点)
初値? 4,000円 (公募価格比+2,250円 +128.6%)

・想定価格1,650円に対して、PER18.65倍、PBR3.26倍、配当利回り0.14%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益88.5円、1株あたり純資産505.9円、1株あたり配当金2.3円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 7月18日(水)~7月24日(火)
当選発表日? 7月25日(水)
購入申込期間? 7月26日(木)~7月31日(火)
上場日? 8月2日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 540,000株
売出株数(OA含む)? 207,500株
当選株数合計 747,500株

・当選株数は747,500株。売買単位が100株なので、当たりは計7,475枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 大和証券 95.65% 715,000株 7,150枚 1,072枚
幹事 野村證券 2.61% 19,500株 195枚 19枚
今村証券 0.87% 6,500株 65枚 -枚
SBI証券 0.87% 6,500株 65枚 29枚

大和証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
システムサポート従業員持株会 37.16% 90日間
1.5倍
一般社団法人 小清水の会 20.09% 90日間
1.5倍
上岸 弘和 8.92% 90日間
1.5倍
小清水 明子 4.58% 90日間
1.5倍
能登 満 4.20% 90日間
1.5倍
小清水 良次(社長) 3.53% 90日間
1.5倍
鈴木 憲二 3.18% 90日間
1.5倍
山下 崇文 2.43% 90日間
1.5倍
森田 直幸 1.40% 90日間
1.5倍
高井 健司 1.27%  

 

企業業績のデータ(5年分)

  2013年
6月
2014年
6月
2015年
6月
2016年
6月
2017年
6月
売上高(百万円)? 5,141 5,636 6,002 8,113 8,865
経常利益(百万円)? 61 100 △179 181 255
当期純利益(百万円)? 33 13 △399 153 214
純資産額 (百万円)? 408 417 147 99 344
1株あたりの純資産額(円)? 1,568 1,604 413 56 183
1株あたりの純利益(円)? 127 51 △1,397 86 121
自己資本比率(%)? 19.4 17.6 5.8 2.9 9.4
自己資本利益率(%)? 8.4 3.2 △141.6 258.7 96.7

※2015年6月期まで単独決算。2016年6月期から連結決算。
※2016年6月期以降、株式1株につき5株の分割を反映。
・2018年6月期は、第3四半期時点で売上7,340百万円、経常利益329百万円を達成しています。IPOで得た資金は、事業および人員の拡大にともない実施する大阪支店の移転費、借入金の返済に充てる予定です。

管理人からのコメント

 システムサポート(4396)、人気テーマであるクラウド関連の案件ですが、自社開発をしているわけでなく、「既存のクラウドサービスの利用・導入支援」ということで、ややインパクトに欠けそうです。公開株数もそれなりにあり、需給的にも恵まれているわけではないので、爆発的な上昇は期待しづらいです。また、同日にイボキン(5699)も上場しますので、それも買いの分散につながります。ただ、それでも初値は大幅に上昇するでしょう。

 ネット証券では、大和証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券から申し込みできますので、積極的に当選をねらっていきましょう。

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