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ナルミヤ・インターナショナル(9275)
ナルミヤ・インターナショナルの事業内容は「ベビー・子供服の企画販売」で、東証2部上場の大型案件(想定時価総額175.4億円、吸収金額106.0億円)です。再上場案件で規模的にもかなり重たく、さらにアパレルというテーマ的にも初値が上昇しづらくなっています。
※2005年3月にジャスダック市場へ上場しましたが、2010年3月に上場廃止となっています。
- 過去の再上場案件の結果をまとめました!
- 主幹事の証券会社ごとに初値の結果をまとめました!
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- 「東証2部」、「名証」、「福証」、「札証」での上場のIPOの結果をまとめました!
基本情報
会社名 | ナルミヤ・インターナショナル(9275) 【東証2部】 |
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会社URL | http://www.narumiya-net.co.jp/index.html |
狙い目証券会社 | SMBC日興証券(共同主幹事)、大和証券(共同主幹事)、 野村證券(副幹事)、東海東京証券、SBI証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 1,770円 |
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仮条件 | 1,540円 ~ 1,560円 |
公募価格 | 1,560円 |
初値予想(独自) | 1,400円 ~ 1,600円(8月22日時点) |
初値 | 1,501円 (公募価格比-59円 -3.8%) |
・想定価格1,770円に対して、PER23.06倍、PBR4.94倍、配当利回り11.25%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益76.7円、1株あたり純資産358.1円、1株あたり配当金199.2円。)
・仮条件が想定価格を大幅に下回ったため、初値予想を「1,700円 ~ 1,800円(8月2日時点)」から「1,400円 ~ 1,600円(8月22日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 8月22日(水)~8月28日(火) |
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当選発表日 | 8月29日(水) |
購入申込期間 | 8月30日(木)~9月4日(火) |
上場日 | 9月6日(木) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 282,500株 |
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売出株数(OA含む) | 5,707,700株 |
当選株数合計 | 5,990,200株 |
・当選株数は5,990,200株。売買単位が100株なので、当たりは計59,902枚。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
共同主幹事 | SMBC日興証券 | 98.73% | 5,914,000株 | 59,140枚 | 5,914枚 |
大和証券 | 0.71% | 42,400株 | 424枚 | 63枚 | |
幹事 | 野村證券 | 0.24% | 14,100株 | 141枚 | 14枚 |
みずほ証券 | 0.24% | 14,100株 | 141枚 | 14枚 | |
東海東京証券 | 0.05% | 2,800株 | 28枚 | 2枚 | |
SBI証券 | 0.05% | 2,800株 | 28枚 | 12枚 |
・SMBC日興証券(共同主幹事)、大和証券(共同主幹事)、野村證券(副幹事)、東海東京証券、SBI証券から当選のチャンス。
※SMBC日興証券と大和証券は共同主幹事ですが、SMBC日興証券が単独ブックランナーのため割当は多くなりそうです。今回だと、70%超がSMBC日興証券に割り当てられるようです。
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
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日本産業第四号投資事業有限責任組合 | 27.41% | 90日間 1.5倍 |
Shepherds Hill Fund Ⅱ, L.P. | 22.96% | 90日間 1.5倍 |
Manaslu Fund Ⅱ, L.P. | 22.90% | 90日間 1.5倍 |
Sonora Fund Ⅱ, L.P. | 22.80% | 90日間 1.5倍 |
石井 稔晃(社長) | 1.37% | |
ナルミヤ・インターナショナル従業員持株会 理事長 本田光太郎 | 1.10% | |
上田 千秋 | 0.37% | |
立和 洋一 | 0.18% | |
澤 泉 | 0.06% | |
本田 光太郎 | 0.06% |
企業業績のデータ(5年分)
※2011年3月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・IPOで得た資金は、新規出店およびシステム開発のための設備投資に充てる予定です。
管理人からのコメント
ナルミヤ・インターナショナル(9275)、もともとは百貨店を中心に出店していましたが、2015年頃からショッピングセンターに積極的に出店して売上を伸ばしています。また、2018年2月期には、人気子供服ブランド「(株)ミリカンパニーリミテッド」を吸収合併し、事業規模を拡大させています。
なお過去実績から見ると、再上場案件の初値は公募割れの可能性が高く、たとえ利益が出たとしても薄利であることが多いので、ここはスルーしてもよさそうです。また当選本数が多い点に加え、公募株数が少なく、ほぼ売り出しなので、ファンドの換金売りの要素が強く印象が悪いです。
ネット証券では、SMBC日興証券(共同主幹事)、大和証券(共同主幹事)、野村證券(副幹事)、東海東京証券、SBI証券から申し込みできます。ただ、同日に人気のand factory(7035)が上場することもあり、初値の上昇は期待しづらいです。
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