イーソル(4420)

 イーソルの事業内容は「組込み機器向けのOS開発、組込みソフトウェアの受託開発など」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額76.6億円、吸収金額17.5億円)です。 やや重ための案件で、公開株数も多いことから、需給的に初値が上がりにくくなっています。

イーソルのホームページ画像
成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価
○ c


基本情報

会社名 イーソル(4420) 【東証マザーズ】
会社URL https://www.esol.co.jp/
狙い目証券会社 野村證券(主幹事)、岩井コスモ証券SBI証券カブドットコム証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,470円
仮条件? 1,580円 ~ 1,680円
公募価格? 1,680円
初値予想(独自) 2,000円 ~ 2,500円(9月25日時点)
初値? 4,000円 (公募価格比+2,320円 +138.1%)

・想定価格1,470円に対して、PER21.97倍、PBR2.17倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益66.9円、1株あたり純資産676.1円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件が想定価格を上回ったので、初値予想を「1,600円 ~ 2,000円(9月6日時点)」から「2,000円 ~ 2,500円(9月25日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 9月25日(火)~10月1日(月)
当選発表日? 10月2日(火)
購入申込期間? 10月3日(水)~10月9日(火)
上場日? 10月12日(金)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 850,000株
売出株数(OA含む)? 340,300株
当選株数合計 1,190,300株

・当選株数は1,190,300株。売買単位が100株なので、当たりは計11,903枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 野村證券 88.71% 1,055,900株 10,559枚 1,055枚
幹事 三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
3.48% 41,400株 414枚 41枚
みずほ証券 3.48% 41,400株 414枚 41枚
岩井コスモ証券 2.60% 31,000株 310枚 31枚
むさし証券 0.87% 10,300株 103枚 10枚
SBI証券 0.87% 10,300株 103枚 46枚

野村證券(主幹事)、岩井コスモ証券SBI証券から当選のチャンス。
・その他、カブドットコム証券から申し込みが可能となりました(9月10日追記)。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
イーソル従業員持株会 27.33% 90日間
(株)KAM 8.09% 90日間
笠谷 喜代年 7.80% 90日間
(株)ビーオービー 6.88% 90日間
イーソル(株) 6.42%  
山田 光信 4.86% 90日間
長谷川 勝敏(社長) 4.59% 90日間
(株)アバールデータ 4.59% 90日間
久保田 伊佐雄 2.43% 90日間
澤田 勉 2.29% 90日間

 

企業業績のデータ(5年分)


  2013年
12月
2014年
12月
2015年
12月
2016年
12月
2017年
12月
売上高(百万円)? 4,480 4,890 5,442 6,610 7,547
経常利益(百万円)? 194 275 229 374 446
当期純利益(百万円)? 104 182 166 266 349
純資産額 (百万円)? 1,321 1,487 1,663 1,949 2,387
1株あたりの純資産額(円)? 3,183 3,629 4,075 478 585
1株あたりの純利益(円)? 245 438 407 65 85
自己資本比率(%)? 50.6 53.9 57.6 59.8 58.3
自己資本利益率(%)? 8.1 12.9 10.6 14.8 16.1

※2015年12月期まで単独決算。2016年12月期から連結決算。
※2016年12月期以降、株式1株につき10株の分割を反映。
・2018年12月期は、第2四半期時点で売上4,357百万円、経常利益490百万円を達成しています。IPOで得た資金は、研究開発費、人材採用費、設備資金に充てる予定です。

管理人からのコメント

 イーソル(4420)、直近の業績は右肩上がり傾向で、上場後も成長が期待できそうです。想定価格もそこまで割高ではない水準にあり、純粋な投資対象としてまずまずの案件です。ただ、IPO的には盛り上がりに欠けるテーマで、需給環境もよくありませんので、小幅な上昇にとどまると予想します。また、同日にDelta-Fly Pharma(4598)が上場することもマイナスになるでしょう。

 ネット証券では、野村證券(主幹事)、岩井コスモ証券SBI証券カブドットコム証券から申し込みできます。


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