安江工務店(1439)

 安江工務店の事業内容は「住宅リフォーム事業、新築住宅事業、不動産流通事業」で、ジャスダック上場の小型案件(想定時価総額14億円、吸収金額6.4億円)です。テーマ的に悪くはないですが、人気化するような感じではないです。ただ、規模が小さく、大株主のロックアップが期間でかかっていることもあり、需給で予想以上に上がることもあるでしょう。

安江工務店のホームページ画像
成長性 割安性
△ ○
話題性 総合評価
△ c


基本情報

会社名 安江工務店(1439) 【JASDAQスタンダード、名証2部】
会社URL http://www.yasue.co.jp/
狙い目証券会社 東海東京証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、SMBC日興証券、安藤証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,130円
仮条件? 1,130円 ~ 1,250円
公募価格? 1,250円
初値予想(独自) 1,250円 ~ 1,400円(1月6日時点)
初値? 1,300円(公募価格比+50円 +4.0%)

・想定価格 1,130円に対して、PER11.5倍、PBR1.39倍、配当利回り1.31%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
 1株あたり利益98.2円、1株あたり純資産810.5円、1株あたり配当金14.8円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 1月25日(水)~1月31日(火)
当選発表日? 2月1日(水)
購入申込期間? 2月2日(木)~2月7日(火)
上場日? 2月10日(金)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 280,000株
売出株数(OA含む)? 283,700株
当選株数合計 563,700株

・当選株数は563,700株。売買単位が100株なので、当たりは計5,637枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 東海東京証券 89.00% 226,100株 2,261枚 226枚
幹事 SBI証券 3.00% 14,700株 147枚 66枚
みずほ証券 2.00% 9,800株 98枚 9枚
SMBC日興証券 2.00% 9,800株 98枚 9枚
藍澤證券 2.00% 9,800株 98枚 -枚
安藤証券 1.00% 4,900株 49枚 4枚
エース証券 1.00% 4,900株 49枚 4枚

※「割当率」や「当選本数」などの数字は、仮条件決定時付近に発表。
東海東京証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、SMBC日興証券、安藤証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
安江 博幸(社長) 49.37% 180日間
安江 行彦 16.10% 180日間
安江 久樹 10.65% 180日間
安江 将寛 5.60% 180日間
安江 かおり 4.64% 180日間
安江工務店従業員持株会 3.56%
山本 賢治 1.46% 180日間
安江 紀江 1.20% 180日間
印田 昭彦 1.01% 180日間
奥田 勇 0.60% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2012年
3月
2013年
3月
2014年
3月
2014年
12月
2015年
12月
売上高(百万円)? 2,530 3,020 3,895 2,420 4,134
経常利益(百万円)? 55 83 133 △279 205
当期純利益(百万円)? 25 44 73 △192 120
純資産額 (百万円)? 652 685 759 552 708
1株あたりの純資産額(円)? 28,403 30,916 34,222 623 753
1株あたりの純利益(円)? 1,109 2,000 3,307 △216 135
自己資本比率(%)? 47.7 46.8 41.7 29.9 38.3
自己資本利益率(%)? 3.9 6.6 10.2 - 19.1

※2014年12月期は期末月が変更したため、9か月間の変則決算となっています。
※2014年12月期以降、株式1株につき40株の分割を反映。
・2016年12月期は、第3四半期時点で売上2,614百万円、経常利益126百万円となっています。IPOで得た資金は、新店舗の開設にともなう設備資金、販売用不動産の購入費に充てる予定です。

管理人からのコメント

 安江工務店(1439)、需給が良いので初値は上がりやすくなっています。ただ、今期の第3四半期決算を見る限り、売り上げが頭打ち気味になっているので、上場後の明るい未来を描きにくく、そこまで買いが集まらない気がします。公募割れの可能性はあまりないと思いますが、上昇してもそこまで大きなリターンは期待できないでしょう。

ネット証券では、東海東京証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、SMBC日興証券、安藤証券から申し込みできます。


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