日宣(6543)
日宣の事業内容は「広告・セールスプロモーションを中心としたコミュニケーションサービス全般の提供」で、ジャスダック上場の小型案件(想定時価総額29億円、吸収金額4.4億円)です。統計的に初値が上がりやすい大和証券が主幹事を務める案件です。とくに人気化するような案件ではなさそうですが、公開株数が少なく、大株主に対するロックアップも公募価格比1.5倍までかかっていますので、その辺りまでは上がってくれるのではないでしょうか。
基本情報
会社名 | 日宣(6543) 【JASDAQスタンダード】 |
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会社URL | https://www.nissenad.co.jp/ |
狙い目証券会社 | 大和証券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、岩井コスモ証券 SBI証券、マネックス証券、安藤証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格![]() |
1,540円 |
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仮条件![]() |
1,540円 ~ 1,600円 |
公募価格![]() |
1,600円 |
初値予想(独自) | 2,100円 ~ 2,500円(1月13日時点) |
初値![]() |
3,000円(公募価格比 +1,400円 +87.5%) |
・想定価格1,540円に対して、PER14.6倍、PBR1.69倍、配当利回り1.45%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益105.2円、1株あたり純資産911.6円、1株あたり配当金22.4円。)
IPOスケジュール
抽選申込期間![]() |
2月1日(水)~2月7日(火) |
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当選発表日![]() |
2月8日(水) |
購入申込期間![]() |
2月9日(木)~2月14日(火) |
上場日![]() |
2月16日(木) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数![]() |
200,000株 |
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売出株数(OA含む)![]() |
87,500株 |
当選株数合計 | 287,500株 |
・当選株数は287,500株。売買単位が100株なので、当たりは計2,875枚。
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率![]() |
割当株数 ![]() |
当選本数 (枚) ![]() |
完全抽選本数 (予想) ![]() |
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主幹事 | 大和証券 | 90.00% | 225,000株 | 2,250枚 | 337枚 |
幹事 | SMBC日興証券 | 4.00% | 10,000株 | 100枚 | 10枚 |
いちよし証券 | 2.00% | 5,000株 | 50枚 | 7枚 | |
岩井コスモ証券 | 2.00% | 5,000株 | 50枚 | 5枚 | |
SBI証券 | 1.00% | 2,500株 | 25枚 | 11枚 | |
マネックス証券 | 1.00% | 2,500株 | 25枚 | 25枚 |
・大和証券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、岩井コスモ証券、SBI証券、マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、安藤証券から申し込みが可能となりました(1月30日追記)。
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
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大津 裕司(社長) | 23.99% | 90日間 1.5倍 |
(有)オオツコーポレーション | 22.61% | 90日間 1.5倍 |
大津 穰 | 13.52% | 90日間 1.5倍 |
日宣社員持株会 | 12.17% | 90日間 1.5倍 |
ジャフコV2共有投資事業有限責任組合 | 6.52% | 90日間 1.5倍 |
村井 敏裕 | 3.94% | 90日間 1.5倍 |
本間 祐史 | 2.29% | 90日間 1.5倍 |
大津 宏 | 2.13% | 90日間 1.5倍 |
大津 孝 | 2.13% | 90日間 1.5倍 |
飛川 亮 | 1.81% | 90日間 1.5倍 |
企業業績のデータ(5年分)
※2014年2月期まで単独決算。2015年2月期から連結決算。
※2015年2月期以降、株式1株につき20株の分割を反映。
・2017年2月期は、第3四半期時点で売上3,600百万円、経常利益423百万円です。IPOで得た資金は、広告宣伝事業における業務改善、新規サービスの立ち上げ、長期借入金の返済に充てる予定です。
管理人からのコメント
日宣(6543)、全国ケーブルテレビ局や大手通信キャリア、番組供給会社を対象にサービスを提供しています。急速な拡大が期待できるネット広告であれば人気化するかもしれませんが、現実世界における広告事業なので、やや重たい印象を受けます。ただ、公募割れするような案件ではありませんので、積極的に当選をねらっていきたいです。
ネット証券では、大和証券(主幹事)がねらい目で、その他、SMBC日興証券(副幹事)、岩井コスモ証券、SBI証券、マネックス証券、安藤証券からも申し込むことができます。
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