インターネットインフィニティー(6545)

 インターネットインフィニティーの事業内容は「ヘルスケアソリューション事業および住宅サービス事業」で、マザーズ上場の小型案件(想定時価総額15.2億円、吸収金額2.8億円)です。統計的に初値が上がりやすい「公開株数の少ない」案件ですが、介護というテーマはそれほど人気化しないので、大幅な上昇はきびしいように思います。

成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価
○ c


基本情報

会社名 インターネットインフィニティー(6545) 【東証マザーズ】
会社URL http://iif.jp/
狙い目証券会社 大和証券(副幹事)、SMBC日興証券岩井コスモ証券SBI証券
マネックス証券、安藤証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,240円
仮条件? 1,240円 ~ 1,320円
公募価格? 1,320円
初値予想(独自) 1,500円 ~ 1,800円(2月15日時点)
初値? 5,040円(公募価格比 +3,720円 +281.8%)

・想定価格1,240円に対して、PER21.5倍、PBR5.04倍、配当利回り-%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
 1株あたり利益57.6円、1株あたり純資産246.0円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 3月2日(木)~3月8日(水)
当選発表日? 3月9日(木)
購入申込期間? 3月10日(金)~3月15日(水)
上場日? 3月21日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 130,000株
売出株数(OA含む)? 94,000株
当選株数合計 224,000株

・当選株数は224,000株。売買単位が100株なので、当たりは計2,240枚
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 みずほ証券 87.13% 169,900株 1,699枚 169枚
幹事 大和証券 4.00% 7,800株 78枚 11枚
SMBC日興証券 2.97% 5,800株 58枚 5枚
いちよし証券 2.00% 3,900株 39枚 5枚
岡三証券 0.97% 1,900株 19枚 1枚
丸三証券 0.97% 1,900株 19枚 1枚
岩井コスモ証券 0.97% 1,900株 19枚 1枚
SBI証券 0.97% 1,900株 19枚 8枚

・主幹事以外だと、大和証券(副幹事)、SMBC日興証券岩井コスモ証券SBI証券から当選のチャンス。
・その他、マネックス証券から申し込みが可能となりました(2月17日追記)。
・その他、安藤証券から申し込みが可能となりました(2月28日追記)。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
別宮 圭一(社長) 35.21% 90日間
1.5倍
大同生命保険(株) 7.97% 90日間
1.5倍
(株)デジタルガレージ 7.82%
藤澤 卓 6.85% 90日間
1.5倍
山田 知輝 6.37% 90日間
1.5倍
キユーピー(株) 4.78% 90日間
1.5倍
(株)新生銀行 3.98%
みずほ成長支援投資事業有限責任組合 3.01%
インターネットインフィニティー従業員持株会 2.55%
(株)日本ケアサプライ 2.49% 90日間
1.5倍

 

企業業績のデータ(5年分)

  2012年
3月
2013年
3月
2014年
3月
2015年
3月
2016年
3月
売上高(百万円)? 1,295 1,458 1,649 2,030 2,427
経常利益(百万円)? 26 10 △155 7 105
当期純利益(百万円)? 12 2 △117 9 71
純資産額 (百万円)? 194 196 79 89 159
1株あたりの純資産額(円)? 37,522 37,944 15,295 86 154
1株あたりの純利益(円)? 2,355 422 △22,649 9 68
自己資本比率(%)? 27.2 24.3 11.5 9.7 16.3
自己資本利益率(%)? 6.5 1.1 - 11.2 57.0

※2015年3月期以降、株式1株につき200株の分割を反映。
・2017年3月期は、第3四半期時点で売上2,099百万円、経常利益94百万円を達成しています。IPOで得た資金は、高齢者の健康寿命をのばすことを目的とした短時間リハビリ型デイサービス施設の開設などに充てる予定です。

管理人からのコメント

 インターネットインフィニティー(6545)、名前からてっきりネット系の事業を想像していたのですが、介護と知っておどろきました。公開株数が少ないので、需給的に初値は上がりやすくなっていますが、テーマ的に大幅な上昇は期待しづらいです。当日の相場の雰囲気が良ければ、それでも予想を超える上昇を見せてくれるかもしれませんが、現状ではそこそこの上昇という印象です。ネット証券では、大和証券(副幹事)、SMBC日興証券岩井コスモ証券SBI証券マネックス証券、安藤証券から申し込みができます。


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