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キャピタル・アセット・プランニング（3965）

　キャピタル・アセット・プランニングの事業内容は「金融機関等を対象としたシステムの開発、使用許諾(保守・運用含む)及びコンサルティング事業」で、ジャスダック上場の小型案件となっています。事業内容的にはそれほど新規性を感じませんが、公開株数が極端に少ないので需給だけで初値が上昇しそうです。

基本情報

会社名	キャピタル・アセット・プランニング（3695）　【東証JQスタンダード】
会社URL	http://www2.cap-net.co.jp/
狙い目証券会社	大和証券（副幹事）、東海東京証券、マネックス証券、安藤証券

IPO日程と価格決定（初値予想）

想定価格	1,960円
仮条件	1,960円 ～ 2,000円
公募価格	2,000円
初値予想（独自）	2,800円 ～ 3,300円（9月1日時点）
初値	4,600円（公募価格比+2,600円 +130％）

・想定価格1,960円に対して、PER24.1倍、PBR2.2倍、配当利回り1.1％
（上場時発行済株式数1,177,924株、2015年9月期の純利益95百万円、1株あたり利益81.2円、純資産 1,019百万円、1株あたり純資産866円、1株あたり配当金21.6円で計算）

IPOスケジュール

抽選申込期間	9月20日（火）～9月27日（火）
当選発表日	9月28日（水）
購入申込期間	9月29日（木）～10月4日（火）
上場日	10月7日（金）

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数	160,000株
売出株数（OA含む）	24,000株
当選株数合計	184,000株

・当選株数は計184,000株。売買単位が100株なので、当たりは計1,840枚。
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト（管理人独自予想あり）

	証券会社名	割当率	割当株数	当選本数 （枚）	完全抽選本数 （予想）
主幹事	野村證券	86.96％	160,000株	1,600枚	160枚
幹事	大和証券	4.35％	8,000株	80枚	12枚
	高木証券	2.61％	4,800株	48枚	-枚
	東海東京証券	2.17％	4,000株	40枚	4枚
	あかつき証券	2.17％	4,000株	40枚	-枚
	マネックス証券	1.74％	3,200株	32枚	32枚

・主幹事以外だと、副幹事の大和証券、東海東京証券、マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、安藤証券から申し込みが可能となりました（9月15日追記）。

株主構成、ロックアップなど

株主名	比率	ロック アップ
（同）フィンテックマネジメント	19.60％	90日間
特定有価証券信託受託者（株）SMBC信託銀行	15.02％	90日間
北山 雅一（社長）	11.00％	90日間
投資事業組合オリックス６号	7.05％	90日間 1.5倍
インテック・アイティ２号投資事業有限責任組合	5.64％	90日間 1.5倍
イノベーション・エンジン三号投資事業有限責任組合	4.58％	90日間 1.5倍
元気企業投資事業有限責任組合	3.53％	90日間 1.5倍
池銀キャピタルニュービジネスファンド３号投資事業有限責任組合	3.53％	90日間 1.5倍
とっとりチャレンジ応援ファンド投資事業有限責任組合	3.53％	90日間 1.5倍
里見 努	2.40％	90日間

 

企業業績のデータ（5年分）

	2011年 3月	2012年 3月	2013年 3月	2014年 9月	2015年 9月
売上高（百万円）	2,648	2,437	2,227	1,271	3,240
経常利益（百万円）	130	122	△106	87	168
当期純利益（百万円）	71	70	△108	54	95
純資産額 （百万円）	662	717	594	649	737
1株あたりの純資産額（円）	260,251	282,090	233,619	638.05	724.46
1株あたりの純利益（円）	28,179	27,816	△42,488	53.97	93.94
自己資本比率（％）	37.1	43.7	41.0	42.1	32.2
自己資本利益率（％）	11.4	10.3	-	8.8	13.8

※2014年に期末月を3月から9月に変更。
※2014年9月期以降、株式1株につき400株の分割を反映。
・2016年9月期は、第2四半期時点で売上2,752百万円、経常利益110百万円を達成しています。IPOで得た資金は、受注案件に関する外注加工費、システム技術者などの採用費に充てる予定です。

管理人からのコメント

　キャピタル・アセット・プランニング（3695）、金融系のシステム関連株はあまり高値で買われない傾向にありますので、人気化することはなさそうです。ただ、公開株数が少なく、大株主のロックアップが外れる公募価格比+50％までは、需給関係で上昇しそうです。ただ、そこからはベンチャーキャピタルの売りが降ってくると思いますので、上値は重そうです。

　ネット証券では、副幹事の大和証券、東海東京証券、マネックス証券、安藤証券から申し込みが可能となっています。