PCIホールディングス(3918)
PCIホールディングスの事業内容は「ソフトウェア開発(組込み系システム・業務系システム)、自社ソリューションの開発・保守及びIT技術者の派遣等の情報サービス」で、マザーズ上場の小型案件となっています。公開株数が少なく、大株主に対するロックアップもしっかりかかっていることから、需給的になかなかの好案件です。
成長性 | 割安性 |
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話題性 | 総合評価 |
基本情報
会社名 | PCIホールディングス(3918) 【東証マザーズ】 |
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会社URL | http://www.pci-h.co.jp/ |
狙い目証券会社 | SBI証券、SMBC日興証券、東海東京証券、マネックス証券、むさし証券 カブドットコム証券(?)、岡三オンライン証券(?) |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 2,530円 |
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仮条件 | 2,330円 ~ 2,530円 |
公募価格 | 2,530円 |
初値予想(独自) | 4,000円 ~ 4,400円(6月30日時点) |
初値 | 6,820円(公募価格比+169.6%) |
・想定価格2.530円に対するPERは8.8倍
(上場時発行済株式数1,565,900株、2014年9月期の純利益449百万円、1株当たり利益287円で計算)。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 7月16日(木)~7月23日(木) |
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当選発表日 | 7月24日(金) |
購入申込期間 | 7月27日(月)~7月30日(木) |
上場日 | 8月4日(火) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 200,000株 |
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売出株数(OA含む) | 214,000株 |
当選株数合計 | 414,000株 |
・当選株数は計414,000株。売買単位が100株なので、当たりは計4,140枚。
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | みずほ証券 | 83.00% | 298,800株 | 2,988枚 | 298枚 |
幹事 | 三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
3.00% | 10,800株 | 108枚 | 10枚 |
野村證券 | 3.00% | 10,800株 | 108枚 | 10枚 | |
SBI証券 | 3.00% | 10,800株 | 108枚 | 48枚 | |
SMBC日興証券 | 2.00% | 7,200株 | 72枚 | 7枚 | |
岡三証券 | 2.00% | 7,200株 | 72枚 | 7枚 | |
東海東京証券 | 1.00% | 3,600株 | 36枚 | 3枚 | |
岩井コスモ証券 | 1.00% | 3,600株 | 36枚 | 3枚 | |
マネックス証券 | 1.00% | 3,600株 | 36枚 | 36枚 | |
むさし証券 | 1.00% | 3,600株 | 36枚 | 3枚 |
・主幹事以外だと、SBI証券、SMBC日興証券、東海東京証券、マネックス証券、むさし証券から当選のチャンス。
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券が副幹事なので、後からカブドットコム証券の取り扱いも発表される可能性があります。
・岡三証券が幹事なので、後から岡三オンライン証券の取り扱いも発表される可能性があります。
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 |
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(株)Y&U | 12.13% |
従業員持株会 | 7.51% |
(株)日比谷コンピュータシステム | 6.42% |
関谷 恵美 | 6.27% |
TIS(株) | 6.26% |
天野 豊美(社長) | 4.35% |
KSP3号投資事業有限責任組合 | 4.24% |
(株)三菱総合研究所 | 4.07% |
安田企業投資3号投資事業有限責任組合 | 4.07% |
濱川 洋三 | 2.15% |
・大株主に対し、90日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。
企業業績のデータ(5年分)
※2012年9月期まで単独決算。2013年9月期から連結決算。
2012年9月に、SEサービス事業の強化を目的として、PCIソリューションズ株式会社(現在の連結子会社)設立。
※2013年9月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2015年9月期は、第2四半期時点で売上3,938百万円、経常利益321百万円となっており、順調に推移しています。IPOで得た資金は、PCIソリューションズへの投融資や借入金の返済に充てる予定です。
管理人からのコメント
PCIホールディングス(3918)、特別利益(関係会社の株式売却益)の上積みはありますが、それでもこの利益水準に対する想定価格は割安と言えるレベルです。成長性に関しても、今期と直近2期の業績推移を見る限り、期待が持てます。需給的にも優れており、今の活況ぶりであれば、ロックアップ解除の+50%は超えて来るのではないでしょうか。
ネット証券では、SBI証券、SMBC日興証券、東海東京証券、マネックス証券、むさし証券から申し込みが可能となっていますので、積極的に当選を狙っていきましょう。
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