グリーンペプタイド(4594)
グリーンペプタイドの事業内容は「がん免疫治療薬の研究、開発、製造、販売」で、東証マザーズ上場の大型案件となっています。あやしい案件が容赦なく公募割れになっている現在の状況では、赤字バイオベンチャーに期待することはきびしいでしょう。
基本情報
会社名 | グリーンペプタイド(4594) 【東証マザーズ】 |
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会社URL | http://www.green-peptide.com/ |
狙い目証券会社 | SBI証券、マネックス証券、東海東京証券、松井証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 610円 |
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仮条件 | 450円 ~ 550円 |
公募価格 | 450円 |
初値予想(独自) | 400円 ~ 450円(10月18日時点) |
初値 | 414円(公募価格比 -8.0%) |
・想定価格610円に対するPERは赤字のため計測不能。
(上場時発行済株式数31,807,700株、2015年3月期の純利益-412百万円)。
・初値予想を「550円 ~ 610円(9月14日時点)」から「400円 ~ 450円(10月18日時点)」変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 10月5日(月)~10月9日(金) |
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当選発表日 | 10月13日(火) |
購入申込期間 | 10月14日(水)~10月19日(月) |
上場日 | 10月22日(木) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 6,500,000株 |
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売出株数(OA含む) | 7,935,800株 |
当選株数合計 | 14,435,800株 |
・当選株数は計14,435,800株。売買単位が100株なので、当たりは計144,358枚。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
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主幹事 | みずほ証券 | 90.00% | 11,297,700株 | 112,977枚 | 11,297枚 |
幹事 | いちよし証券 | 3.00% | 376,000株 | 3,760枚 | 564枚 |
エース証券 | 2.00% | 251,000株 | 2,510枚 | 251枚 | |
SBI証券 | 2.00% | 251,000株 | 2,510枚 | 1,129枚 | |
香川証券 | 1.00% | 125,000株 | 1,250枚 | 125枚 | |
マネックス証券 | 1.00% | 125,000株 | 1,250枚 | 1,250枚 | |
東海東京証券 | 0.50% | 62,800株 | 628枚 | 62枚 | |
藍澤證券 | 0.50% | 62,800株 | 628枚 | 62枚 |
・主幹事以外だと、SBI証券、マネックス証券、東海東京証券から当選のチャンス。
・その他、松井証券から申し込みが可能となりました(10月7日追記)。
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 |
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イノベーション・エンジン創薬支援投資事業有限責任組合 | 24.57% |
九州ベンチャー投資事業有限責任組合 | 11.16% |
アイビス新成長投資事業組合第2号 | 9.38% |
JSR・mb1VCライフサイエンス投資事業有限責任組合 | 7.50% |
三菱UFJキャピタル(株) | 6.56% |
イノベーション・エンジン三号投資事業有限責任組合 | 5.63% |
NVCC6号投資事業有限責任組合 | 3.75% |
NVCC7号投資事業有限責任組合 | 3.75% |
(株)滋慶 | 3.75% |
安田企業投資3号投資事業有限責任組合 | 3.12% |
・三菱UFJキャピタル(株)、(株)滋慶、九州ベンチャー投資事業有限責任組合、NVCC6号投資事業有限責任組合、NVCC7号投資事業有限責任組合、安田企業投資3号投資事業有限責任組合に対し、90日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。
企業業績のデータ(5年分)
※2014年3月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・バイオベンチャーでは珍しく、一時的にしろ黒字転換に成功しています。ただ、直近で再び赤字に転落しており、先行き不透明感が強いです。IPOで得た資金は、研究開発、事業運営に充てる予定です。
管理人からのコメント
グリーンペプタイド(4594)、普通の黒字企業が公募割れするこの状況で、よく赤字バイオベンチャーが上場する決断を下せたと思います。大株主にもベンチャーキャピタルがずらっと並んでおり、売り圧力もかなり警戒されるでしょう。個人的には、良い結果がまったく想像できませんが、市場はどのような反応をみせるのでしょうか。
ネット証券では、SBI証券、マネックス証券、東海東京証券、松井証券から申し込みが可能となっていますが、ここは無難にスルーしておいた方がよいでしょう。
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