富士山マガジンサービス(3138)
富士山マガジンサービスの事業内容は「自社Webサイトを用いた、雑誌の定期購読あっせんサービスの提供」で、マザーズ上場の小型案件となっています。人気化しやすいネット関連ビジネスですが、「定期購読のあっせん」という所にマイナー性を感じやすく、どれくらい人気化するかが予想しづらいです。ちなみに、社名の富士山に関してはとくに言及していません。
基本情報
会社名 | 富士山マガジンサービス(3138) 【東証マザーズ】 |
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会社URL | http://www.fujisan.co.jp/ |
狙い目証券会社 | 大和証券(副幹事)、SBI証券、東海東京証券、マネックス証券 岩井コスモ証券、 岡三オンライン証券(?) |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 2,650円 |
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仮条件 | 2,500円 ~ 2,650円 |
公募価格 | 2,650円 |
初値予想(独自) | 4,500円 ~ 5,000円(6月3日時点) |
初値 | 6,000円(公募価格比+126.4%) |
・想定価格2,650円に対するPERは33倍
(上場時発行済株式数1,584,190株、2014年12月期の純利益126百万円、1株当たり利益80.0円で計算)。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 6月19日(金)~6月25日(木) |
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当選発表日 | 6月26日(金) |
購入申込期間 | 6月29日(月)~7月2日(木) |
上場日 | 7月7日(火) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 50,000株 |
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売出株数(OA含む) | 156,700株 |
当選株数合計 | 206,700株 |
・当選株数は計206,700株。売買単位が100株なので、当たりは計2,067枚。
・当選本数はかなり少なく、非常に当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | みずほ証券 | 85.98% | 154,600株 | 1,546枚 | 154枚 |
幹事 | 大和証券 | 4.00% | 7,200株 | 72枚 | 10枚 |
SBI証券 | 3.00% | 5,400株 | 54枚 | 24枚 | |
東海東京証券 | 1.00% | 1,800株 | 18枚 | 1枚 | |
岡三証券 | 1.00% | 1,800株 | 18枚 | 1枚 | |
いちよし証券 | 1.00% | 1,800株 | 18枚 | 2枚 | |
岩井コスモ証券 | 1.00% | 1,800株 | 18枚 | 1枚 | |
SMBC フレンド証券 |
1.00% | 1,800株 | 18枚 | 1枚 | |
マネックス証券 | 1.00% | 1,800株 | 18枚 | 18枚 | |
東洋証券 | 1.00% | 1,800株 | 18枚 | 1枚 |
・主幹事以外だと、副幹事の大和証券、SBI証券、東海東京証券、マネックス証券、岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・岡三証券が幹事なので、後から岡三オンライン証券の取り扱いも発表される可能性があります。
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 |
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カルチュア・エンタテインメント(株) | 27.80% |
西野伸一郎(社長) | 27.69% |
トランス・コスモス(株) | 14.22% |
ユナイテッド(株) | 8.60% |
ベンチャーユナイテッド(株) | 4.41% |
神谷アントニオ | 3.91% |
Fujisan. com, Inc. | 2.83% |
相内遍理 | 2.00% |
高野剛 | 1.82% |
合同会社581Wilcox Ave. | 1.45% |
・カルチュア・エンタテインメント(株)、ベンチャーユナイテッド(株)、Fujisan. com, Inc.、合同会社581Wilcox Ave.、社長の西野、神谷、相内、高野氏に対し、90日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。
企業業績のデータ(5年分)
※2013年に決算月を変更。
※2013年12月期以降、株式1株につき10株の分割を反映。
・決算月の変更で凸凹していますが、基本的に業績は右肩上がりで推移しています。自己資本比率が低いですが、借入金はありませんので、神経質になる必要はないでしょう。IPOで得た資金は、定期購読者獲得のための広告宣伝に充てる予定です。
管理人からのコメント
富士山マガジンサービス(3138)、定期購読のあっせん自体は、やろうと思えばどこでも出来ます。よって、他社が参入してくる前に、上場で知名度を上げて、一気に顧客を獲得しようという戦略でしょう。そういう意味では、今後のさらなる成長も期待できますので、買いを入れやすいです。さらに、公開株数が極端に少なく、大株主のロックアップもしっかりかかっていますので、需給的にもかなり優れています。初値が高騰する環境は整っていると言えるでしょう。
ネット証券では、副幹事の大和証券、SBI証券、東海東京証券、マネックス証券、岩井コスモ証券から申し込みが可能となっていますので、積極的に当選を狙っていきましょう。
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