テクノプロ・ホールディングス(6028)

 テクノプロ・ホールディングスの事業内容は「技術者派遣・請負事業」で、東証1部あるいは2部上場の大型案件となっています。派遣業という事業モデルに新規性はなく、すでに成熟段階にある企業なので、人気化は期待しづらいでしょう。

成長性 割安性
△ ○
話題性 総合評価
○ d


基本情報

会社名 テクノプロ・ホールディングス(6028) 【東証1部】
会社URL http://www.technoproholdings.com/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券カブドットコム証券
岡三オンライン証券、大和証券東海東京証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,900円
仮条件? 1,800円 ~ 1,950円
公募価格? 1,950円
初値予想(独自) 1,800円 ~ 2,000円(11月13日時点)
初値? 1,852円(公募価格比-5.0%)

・想定価格1,900円に対するPERは15.4倍(2014年6月期の純利益4,201百万円をベースに計算)。
・初値予想を「2,000円 ~ 2,200円(11月10日時点)」から「1,800円 ~ 2,000円(11月13日時点)」へ変更。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 11月27日(木)~12月3日(水)
当選発表日? 12月4日(木)
購入申込期間? 12月5日(金)~12月10日(水)
上場日? 12月15日(月)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 0株
売出株数(OA含む)? 27,255,000株
当選株数合計 27,255,000株

・当選株数は計27,255,000株。売買単位が100株なので、当たりは計272,550枚
・当選本数はかなり多く、非常に当たりやすい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 野村證券 75.00% 17,775,000株 177,750枚 17,775枚
幹事 SMBC日興証券 10.00% 2,370,000株 23,700枚 237枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
カブドットコム
証券
を含む)
10.00% 2,370,000株 23,700枚 237枚
大和証券 3.00% 711,000株 7,110枚 1,066枚
SBI証券 1.00% 237,000株 2,370枚 1,066枚
東海東京証券 1.00% 237,000株 2,370枚 237枚

・主幹事以外だと、副幹事のSMBC日興証券SBI証券カブドットコム証券大和証券東海東京証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンライン証券からも申し込みが可能です。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
Japan Universal Recruitment Limited 99.99%
西尾保示(社長) 0.01%

・90日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。

企業業績のデータ(5年分)


  2011年
6月
2012年
6月
2013年
6月
2014年
6月
2015年6月
(第1四半期)
売上高(百万円)? - - 69,479 74,172 (19,537)
営業利益(百万円)? - - 5,136 5,688 (1,729)
当期純利益(百万円)? - - 3,824 4,201 (1,606)
純資産額 (百万円)? - - 54,183 53,616 (50,329)
1株あたりの純資産額(円)? - - - - -
1株あたりの純利益(円)? - - 108.68 118.20 -
自己資本比率(%)? - - - - -
自己資本利益率(%)? - - - - -

※国際会計基準を適用
・順調に事業規模を拡大していますが、すでに企業として成熟しているので、その変動率は大きくありません。また、公募がなく、すべて売り出しのため、今後の成長性もそれほど大きくはなさそうです。

管理人からのコメント

 テクノプロ・ホールディングス(6028)は、公募(経営資金の調達)なしのすべて売り出しの案件ということで、なかなか上場後に利益を拡大していくストーリーが描きにくいです。ただ、幸い今は、アベノミクス効果で製造業を中心に景気が上向いていますので、公募割れする可能性は低そうです 記事を上げてから数日の市場反応を見る限り、公募割れの可能性も否定できない状況です…。ネット証券では、副幹事のSMBC日興証券SBI証券カブドットコム証券、岡三オンライン証券、大和証券東海東京証券から申し込みが可能となっています。

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