すかいらーく(3197)
すかいらーくの事業内容は、「『ガスト』『ジョナサン』『バーミヤン』をはじめとするファミリーレストラン事業の運営及びその他付帯事業」となっています。東証1部あるいは2部上場の超大型案件です。上場後の時価総額は3,000億円近くになることが予想され、初値を上昇させるにはかなりの買い需要が必要となります。
すかいらーく株を100株以上保有し、12月末日の株主名簿に記載された場合、グループレストランで使用可能な優待食事券2,000円分がもらえます。
※すかいらーく
は、2006年に創業家による株式買収(MBO)で非上場化計画を発表し、一度上場廃止になりましたが、近年の業績回復を受けて、再び上場することになりました。
基本情報
会社名 | すかいらーく(3197) 【東証1部】 |
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会社URL | http://www.skylark.co.jp/ |
狙い目証券会社 | SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券、カブドットコム証券、大和証券 東海東京証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 1,450円 |
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仮条件 | 1,200円 ~ 1,450円 |
公募価格 | 1,200円(仮条件の下限で決定、要注意!) |
初値予想(独自) | 1,100円 ~ 1,250円(9月29日時点) |
初値 | 1,200円(公募価格比±0%) |
・想定価格1,450円に対するPERは38.9倍(2013年12月期の1株あたり純利益37.29円をベースに計算)。
・初値予想(独自)を「1,450円 ~ 1,500円(8月28日時点)→1,100円 ~ 1,250円(9月29日時点)」へ変更。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 9月22日(月)~9月26日(金) |
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当選発表日 | 9月29日(月) |
購入申込期間 | 10月1日(水)~10月6日(月) |
上場日 | 10月9日(木) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 4,138,000株 |
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売出株数(OA含む) | 73,545,400株 |
当選株数合計 | 77,683,400株 |
・当選株数は計77,683,400株。売買単位が100株なので、当たりは計776,834枚。
・当選本数はかなり多く、非常に当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
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主幹事 | 野村證券 | 30.14% | 21,278,600株 | 212,786枚 | 21,278枚 |
幹事 | 三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 (カブドットコム 証券を含む) |
16.75% | 11,821,500株 | 118,215枚 | 11,821枚 |
メリルリンチ 日本証券 |
13.40% | 9,457,200株 | 94,572枚 | 9,457枚 | |
みずほ証券 | 3.35% | 2,364,300株 | 23,643枚 | 2,364枚 | |
SMBC日興証券 | 1.54% | 1,087,500株 | 10,875枚 | 1,087枚 | |
大和証券 | 1.21% | 851,100株 | 8,511枚 | 1,276枚 | |
SBI証券 | 0.20% | 141,800株 | 1,418枚 | 638枚 | |
マネックス証券 | 0.20% | 141,800株 | 1,418枚 | 1,418枚 | |
東海東京証券 | 0.20% | 141,800株 | 1,418枚 | 141枚 |
・主幹事以外だと、SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券、カブドットコム証券、大和証券、東海東京証券から当選のチャンス。
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 |
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Bain Capital Skylark Hong Kong Limited | 91.23% |
Bain Capital Skylark Hong Kong II Limited | 4.85% |
日本産業第三号投資事業有限責任組合 | 2.19% |
ラルフ・アルバレス | 1.00% |
谷真 | 0.35% |
ニシャード・アラニ | 0.20% |
ジョン・ジュンスー・キム | 0.08% |
櫻井功 | 0.05% |
門脇滋人 | 0.05% |
・Bain Capital Skylark Hong Kong II Limited、ラルフ・アルバレス、谷真、ニシャード・アラニ、門脇滋人に対して180日間のロックアップ。
企業業績のデータ(5年分)
※2012年12月期より国際会計基準が適用
・業績推移の比較に利用できる決算データが少なすぎるため何とも言えませんが、売上、利益ともに頭打ちしている印象を受けます。外食市場はすでに飽和しているため、これから一段の成長を期待するのはむずかしいでしょう。
管理人からのコメント
すかいらーく(3197)、IPOで得た資金は「全額をレストラン事業における設備投資等に充当」する予定ですが、すでに飽和状態にある外食市場で、意図するような費用対効果が得られるかは不明です。想定価格が現在の利益に対して高い水準であるため、初値を上昇させるにはここからの成長性が必要となりますが、なかなかきびしそうですね。当選を狙うなら、1人1票制のマネックス証券、SMBC日興証券、カブドットコム証券、東海東京証券を優先して、残った資金をSBI証券、大和証券に注ぎ込みましょう。
※公募価格が仮条件の下限(1,200円)で決まったので、今回はスルーします。公募割れも十分あり得ます。
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