日本PCサービス(6025)

 日本PCサービスの事業内容は「パソコン、タブレット端末、デジタル家電等のネットワーク対応機器に関する設定やトラブルに対して訪問または電話で対応し解決するサービスの提供」となっています。マイナー性の強い名証セントレックスに上場することに加え、利益が安定していないこともあり、初値の高騰はむずかしいでしょう。

成長性 割安性
△ ○
話題性 総合評価
○ c


基本情報

会社名 日本PCサービス(6025) 【名証セントレックス】
会社URL https://www.j-pcs.jp/
狙い目証券会社 東海東京証券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券
マネックス証券岩井コスモ証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 435円
仮条件? 430円 ~ 480円
公募価格? 480円
初値予想(独自) 500円 ~ 550円(10月20日時点)
初値? 805円(公募価格比+67.7%)

・想定価格435円に対するPERは8.37倍(2013年8月期の純利益69百万円をベースに計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 11月7日(金)~11月13日(木)
当選発表日? 11月14日(金)
購入申込期間? 11月18日(火)~11月20日(木)
上場日? 11月26日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 250,000株
売出株数(OA含む)? 0株
当選株数合計 250,000株

・当選株数は計250,000株。売買単位が100株なので、当たりは計2,500枚
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 東海東京証券 90% 225,000株 2,250枚 225枚
幹事 SMBC日興証券 5% 12,500株 125枚 12枚
SBI証券 3% 7,500株 75枚 33枚
マネックス証券 1% 2,500株 25枚 25枚
岩井コスモ証券 1% 2,500株 25枚 2枚

・主幹事の東海東京証券、副幹事のSMBC日興証券SBI証券マネックス証券岩井コスモ証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
家喜 信行(社長) 63.93%
ジャパンベストレスキューシステム株式会社 17.48%
ジャフコV2共有投資事業有限責任組合 9.33%
守屋博隆 3.85%
明治キャピタル9号投資事業組合 2.73%
奥田恵一郎 0.96%
ジャフコV2−W投資事業有限責任組合 0.87%
羽根田昭仁 0.48%
ジャフコV2−R投資事業有限責任組合 0.38%

・社長の家喜、守屋、奥田、羽田氏に対し、180日間のロックアップ。
・ベンチャーキャピタルに対し、90日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。

企業業績のデータ(5年分)


  2009年
8月
2010年
8月
2011年
8月
2012年
8月
2013年
8月
売上高(百万円)? 890 1,152 1,325 1,405 1,825
経常利益(百万円)? 32 10 14 △14 18
当期純利益(百万円)? 29 9 12 △24 69
純資産額 (百万円)? 148 158 173 152 239
1株あたりの純資産額(円)? 28,589 30,497 33,268 146.95 230.55
1株あたりの純利益(円)? 5,616 1,805 2,472 △23.08 66.45
自己資本比率(%)? 62.1 35.8 39.3 31.8 35.2
自己資本利益率(%)? 21.8 6.1 7.8 - 35.2

※2012年8月期以降、株式1株につき200株の分割を反映。
・売上は順調に伸びていますが、利益が赤字に転落したり安定していません。2014年8月期以降は消費増税の影響も出てきますし、少々不安です。IPOで得た資金は、セキュリティ強化のための設備投資、人材採用、広告宣伝に充てる予定です。

管理人からのコメント

 日本PCサービス(6025)は、公開株数が極端に少なく、ある程度の買いが集まれば初値が高騰する環境にありますが、名証セントレックスというマイナー性の強い取引所に上場することに加え、事業に華やかさがないため、大幅な上昇を期待するのはむずかしいと思います。ただ、公募割れするような案件でもないと思います。当選を狙うなら主幹事の東海東京証券、副幹事のSMBC日興証券をはじめ、SBI証券マネックス証券岩井コスモ証券から申し込みましょう。

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