ビーロット(3452)

 ビーロットの事業内容は「不動産投資開発、不動産コンサルティング及び不動産マネジメント」となっています。マザーズ上場の超小型案件で、当選株数が「115,000株」と、需給面ではかなり初値が高騰しやすい環境です。不動産セクターへの注目度は一時より落ちていますが、日銀の追加緩和で再び注目が集まっていますので、上場のタイミングとしては最高だと思います。

成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価
○ a

基本情報

会社名 ビーロット(3452) 【東証マザーズ】
会社URL http://www.b-lot.co.jp/
狙い目証券会社 SBI証券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、東海東京証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,750円
仮条件? 1,810円 ~ 2,010円
公募価格? 2,010円
初値予想(独自) 3,500円 ~ 4,000円(11月7日時点)
初値? 10,500円(公募価格比+422.4%)

・想定価格1,750円に対するPERは18.1倍(2013年12月期の純利益104百万円をベースに計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 11月25日(火)~12月1日(月)
当選発表日? 12月2日(火)
購入申込期間? 12月4日(木)~12月9日(火)
上場日? 12月11日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 100,000株
売出株数(OA含む)? 15,000株
当選株数合計 115,000株

・当選株数は計115,000株。売買単位が100株なので、当たりは計1,150枚
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 SBI証券 85% 85,000株 850枚 382枚
幹事 SMBC日興証券 5% 5,000株 50枚 5枚
みずほ証券 5% 5,000株 50枚 5枚
エイチ・エス証券 1% 1,000株 10枚 5枚
岡三証券 1% 1,000株 10枚 1枚
極東証券 1% 1,000株 10枚 1枚
東海東京証券 1% 1,000株 10枚 1枚
東洋証券 1% 1,000株 10枚 1枚

・主幹事のSBI証券、副幹事のSMBC日興証券東海東京証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
長谷川進一(社長) 22.75%
望月雅博 20.01%
(株)エムアンドエム 12.47%
宮内誠(社長) 10.55%
望月文恵 3.02%
Bang-Joo Lee 2.74%
Kwan-Young Kim 2.74%
(株)ザイマックス 2.74%
外川太郎 1.64%
越川淳平 1.51%

・(株)ザイマックスを除く大株主に対して90日間のロックアップ。

企業業績のデータ(5年分)


  2009年
12月
2010年
12月
2011年
12月
2012年
12月
2013年
12月
売上高(百万円)? 532 456 494 1,338 2,230
経常利益(百万円)? 1 23 5 78 182
当期純利益(百万円)? 1 14 4 41 104
純資産額 (百万円)? 48 66 94 259 449
1株あたりの純資産額(円)? 48,755 62,636 64,393 307.31 575.03
1株あたりの純利益(円)? 1,838 14,732 3,250 93.34 206.90
自己資本比率(%)? 78.3 41.4 33.5 19.7 16.4
自己資本利益率(%)? 3.8 25.6 5.0 25.9 32.3

※2012年12月期以降、株式1株につき300株の分割を反映。
・リーマンショックで落ち込んだ不動産市況ですが、2012年のアベノミクスにより、2014年にかけて活況を迎えました。業績もその恩恵を受けて急激に改善されています。 IPOで得た資金は、販売用不動産の仕入れ、賃貸用不動産の設備投資に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ビーロット(3452)、日銀による追加緩和の直後に上場するということで、タイミングとしては申し分ありません。また、公開株数が115,000株と極端に少なく、ロックアップもしっかりかかっていることから、初値がかんたんに切り上がっていく状況にあります。積極的に当選を狙っていくべきでしょう。ただ、同日にあと3社上場しますので、資金の集まり方が弱くなってしまうかもしれません。ネット証券では、主幹事のSBI証券、副幹事のSMBC日興証券東海東京証券が狙い目です。

↑