メディアドゥ(3678)
メディアドゥの主な事業内容は、「電子書籍」や「音楽・映像」「ゲーム」などを、スマートフォンやタブレット端末向けに配信・販売するためのシステム開発です。相場はアベノミクス効果で活況を保っており、マザーズ上場の小型銘柄ということもあり、初値は公募価格を大きく上回ることが予想されます。
基本情報
会社名 | メディアドゥ(3678) 【東証マザーズ】 |
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会社URL | http://www.mediado.jp/ |
狙い目証券会社 | マネックス証券、SBI証券、SMBC日興証券、 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 3,000円 |
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仮条件 | 3,000円 ~ 3,300円 |
公募価格 | 3,300円 |
初値予想(独自) | - |
初値 | 11,770円 (公募価格比 +256.7%) |
・公募価格3,300円は、2013年2月期の1株あたり利益2.45円の1,347倍となっています。通常、この値が15倍~20倍が適正とされますので、過去の業績から見るとかなり“割高”と言えます。ちなみに、2014年2月期の予想1株当たり利益は86.26円となっており、この数値で計算すると38倍程度になります。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 11月1日(金)~11月8日(金) |
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当選発表日 | 11月11日(月) |
購入申込期間 | 11月12日(火)~11月15日(金) |
上場日 | 11月20日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 270,000株 |
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売出株数(OA含む) | 121,000株 |
当選株数合計 | 391,000株 |
・当選株数は計391,000株。売買単位が100株なので、当たりは計3,910枚。
・当選本数は少なく、当たりにくい部類に入ります。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
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主幹事 | いちよし証券 | 75% | 255,000株 | 2,550枚 | 382枚 |
幹事 | 大和証券 | 7% | 23,800株 | 238枚 | 35枚 |
マネックス証券 | 5% | 17,000株 | 170枚 | 170枚 | |
岩井コスモ証券 | 5% | 17,000株 | 170枚 | 17枚 | |
野村證券 | 3% | 10,200株 | 102枚 | 10枚 | |
SBI証券 | 2% | 6,800株 | 68枚 | 30枚 | |
SMBC日興証券 | 1% | 3,400株 | 34枚 | 3枚 | |
極東証券 | 1% | 3,400株 | 34枚 | 3枚 | |
みずほ証券 | 1% | 3,400株 | 34枚 | 3枚 |
・主幹事以外だと、マネックス証券と岩井コスモ証券、SBI証券から申し込むのが良いでしょう。
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 |
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藤田 恭嗣(社長) | 43.91% |
(株)DGインキュベーション | 14.69% |
大和田 和惠 | 7.88% |
森 秀樹 | 5.27% |
寺山 隆一 | 2.62% |
溝口 敦 | 2.46% |
(株)小学館 | 2.41% |
(株)講談社 | 2.19% |
従業員持株会 | 1.64% |
鈴木克征 | 1.38% |
・大株主に対するロックアップは90日間で、公募価格から1.5倍で解除。
企業業績のデータ(5年分)
・直近5年で売上は2倍に拡大していますが、利益は緩やかなカーブを描いて下降していますね。過去の決算の詳しい内容が見れないため、どのようなプロセスを経てこの数字が出てきているのかは分かりませんが、これを見る限り、今後の成功イメージがまったく描けません。
管理人からのコメント
これまでの業績推移や1株あたり利益に対する公募価格の高さを見る限り、純粋な投資対象としてはあまり魅力を感じません。ただ、現在盛り上がっているIPO需要に対して、当選本数がかなり絞られていますので、需給関係の良さだけでかなりのところまで値が上がるのではないでしょうか。11月20日に上場するのは、このメディアドゥ(3678)の他に、M&Aキャピタルパートナーズ(6080)がありますが、こちらもマザーズ上場の小型銘柄となっており、需要が分散しても十分な買い圧力が期待できます。
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