トップページ > コラム > 「IPOはやるだけ無駄」「IPOは金持ちしか当たらない」はウソ!?私が当選するためにしたこと。
「IPOは金持ちしか当たらないからやめた」…たしかにはずれ続けるとそのような気持ちになるのも、無理はありません。編集部の私もIPO株投資をはじめた頃は、はずれ続きで同じような気持ちになりました。しかし、IPO投資で成功した当サイト管理人のひっきーさんに“当選するためにしたこと”を聞いて、それを私も実践した結果、ほどなくIPOに当選することができました!
下記データは、ひっきーさんがIPO株投資をはじめたての2005年~2008年の当選実績になります。
上場日 | 企業名 (当選画像へ) |
公募 価格 |
初値 | 利益 | 当選した 証券会社 |
---|---|---|---|---|---|
2005/6/27 | アドバンストメディア | 160,000円 | 700,000円 | 54万円 | SBI証券 |
2005/12/15 | パシフィックゴルフ | 112,000円 | 142,000円 | 5.3万円※1 | 野村證券 |
2006/3/6 | KOBE証券 | 500,000円 | 509,000円 | 1万円※2 | 岩井コスモ証券 |
2006/3/15 | 比較.com | 450,000円 | 2,700,000円 | 225万円 | マネックス証券 |
2006/10/6 | GCA | 235,000円 | 301,000円 | 6.6万円 | SMBC日興証券 |
2007/6/21 | マネーパートナーズ | 210,000円 | 370,000円 | 16万円 | 楽天証券 |
2008/2/29 | セブン銀行 | 140,000円 | 168,000円 | 2.8万円 | 野村證券 |
2008/3/6 | ネットイヤーグループ | 32,000円 | 100,000円 | 6.8万円 | マネックス証券 |
2008/3/18 | アクセルマーク | 170,000円 | 235,000円 | 7万円※3 | 新光証券 |
※1 パシフィックゴルフは、上場後2営業日(12月15日)に165,000円で売却。
※2 KOBE証券は、上場後510,000円で売却。
※3 アクセルマークは、上場後240,000円で売却。
ご覧いただけるように、まだ投資資金が少ない頃から、しっかりIPO株投資で当選されています。これは何かあるに違いないと思い、IPO当選の秘訣をお聞きしたところ、いろいろ実践していることを教えていただきました。このページでは、私が実践してとくに効果的だと思った方法をご紹介します!他の方法は「IPO株の当選確率を上げる攻略・裏ワザ」にまとめているので、こちらもぜひご覧ください。
私が一番効果があると感じているのは、家族に証券口座を開設してもらい、IPOに申し込んでもらうことです!たとえば、「1人だと1回のみの抽選ですが、2人だと2回、3人だと3回」というように、申し込む人数を増やすことで当選確率が確実に上がります。
・「1人」で申し込み → 抽選は1回だけ…
・「3人」で申し込み → 抽選は3回!!
実際に、私がはずれても家族が当選したケースが過去に何回もありました。私が最大の成果を得たIPO株の「サイジニア(6031)(+32.2万円)」も、実は妻の口座で当選したものなのです。IPOに申し込める証券会社を「IPOおすすめネット証券会社比較」にまとめているので、ご家族がいらっしゃる方はぜひ協力していただきましょう。
ちなみに、未成年のお子さんでも証券口座を開くことができます。基本的には、本人が取り引きをする必要がありますが、未成年口座は親権者がお子さんの代わりに取り引きすることができます。
未成年口座でIPO投資ができて、過去のIPO取り扱い実績でも上位に入っているおすすめの証券口座を紹介します。
証券会社 | 2024年 取り扱い数 (主幹事数) |
抽選方法 |
---|---|---|
SBI証券 | 76 (11) |
60%完全抽選 30%IPOチャレンジポイント抽選 |
松井証券 | 55 | 70%完全平等抽選 |
楽天証券 | 54 | 100%完全抽選 |
マネックス証券 | 50 | 100%完全平等抽選 |
SBI証券は、IPO株がたくさん割り当てられる主幹事も多くつとめており、IPO株の抽選は、個人に割り当てられたIPO株の60%を「完全抽選」で、30%を「IPOチャレンジポイント抽選」でおこなっています。
「完全抽選」は、申し込み資金が多ければ多いほど抽選回数も多くなる抽選なので、まだ資金量が少ない方にはきびしいです。一方、「IPOチャレンジポイント抽選」は、IPO抽選に“はずれる”ことで、IPOに当選できる確率がどんどん高くなるしくみで、資金量が少ない方でも十分に当選のチャンスがあります。(くわしくは「IPOチャレンジポイントを貯めて使う(SBI証券)」で説明しています。)
松井証券とマネックス証券は、1人1回のみIPO抽選を受けられる「完全平等抽選」を採用しているので、資金量が少ない方でも十分に当選のチャンスがあります。さらに、松井証券は事前入金無しでIPO抽選を受けられます!
楽天証券は、100%完全抽選なので、他の証券会社と比べると当たりにくいかもしれませんが、それでもひっきーさんは運よく「マネーパートナーズ(8732)」に当選しました。やっぱり申し込むことが大切ですね!
いかがでしたでしょうか。「IPOはやるだけ無駄」、「IPOは金持ちしか当たらないからやめた」とあきらめていた方も、このページを読んで、あの頃の私のように再びIPO株投資に希望を持っていただけたでしょうか。私はIPO投資をしている方とも、これまでたくさんお話をしましたが、実際にここまでしっかり取り組んでいる方は少ないです。
少しめんどうかもしれませんが、家族口座を活用すれば当選確率が確実に上がりますので、手間を惜しまず、ぜひコツコツつづけてください。結局、こういうことがIPO株当選に一番必要なことだと私は思います。
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