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初心者が株で儲ける4つの方法
- 公開日:
- 2019年5月7日
株式投資で利益を出すには以下の4つの方法があります。順に見ていきましょう。
①値上がり益
株価が安いときに買って、高いときに売ることで儲けることができます。これを値上がり益といいます。
株価はさまざまな要因で値上がりをします。次のような例があるので、覚えておきましょう。
・会社の業績が好調
・来期の業績予想がよい
・業績を上方修正する
・配当を増やす(増配)
・新製品の開発
・自社株買い
・合併や買収(M&A)
②配当金
配当金は、会社の利益の一部を株主に支払うものです。配当で儲けるには、権利確定日と呼ばれる日に株主名簿に載っている必要があります。権利確定日とは、配当や株主優待の権利が得られる日で、受渡日の関係から、権利確定日の3営業日前(=権利付き最終日)までには株を買っておく必要があります。
(参考)株主優待・配当の基礎知識 - 楽しい株主優待&配当
ソフトバンクの配当利回りは5.6%(=37.5円[1株配当]÷1,340円[株価])
(出典:SBI証券)
配当は、配当利回り(=配当÷株価)を計算することで、お得感がわかります。なお、赤字の会社や成長途上の会社は配当金を出さないこともあるので、初心者の方は注意してください。
③株主優待
株主優待制度を採用している会社は、権利確定日と呼ばれる日に株主になっていれば、その2か月後くらいに、自社製品やQUOカードなど株主優待が届きます。
「どんな会社が株主優待を行っているか、どんなものがもらえるか、いつ株主になればよいのか」などは、グループサイト「楽しい株主優待&配当」で詳しく紹介しているので、こちらのサイトをご覧ください。
④貸株
購入した株を証券会社に貸し出すことによって、金利収入で儲けることができます。これを「貸株」と呼びます。得られる金利は通常0.1%が多いですが、人気株の場合には、なんと10%以上になることもあります。
(出典:松井証券)
貸株を設定している状態でも、前述の「①値上がり益」、「②配当金」、「③株主優待」を得ることができます。※株主優待をもらうためには、権利確定日の4営業日前までに貸株解除の設定をしておきましょう
貸株の最大のデメリットは、証券会社の倒産リスクです。大手証券会社の倒産は、現状では考えにくいレベルですが、初心者の方も念のため頭の片すみに入れておくとよいでしょう。
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