ヘイ

公開日:
2020年12月3日

 ネット通販(EC)サイト開設支援の『STORES』などを運営する「ヘイ」が、巨額の資金調達をおこないました。今後、さらに資金を調達するために上場するかもしれません。

 ヘイでは、『STORES(ストアーズ)』というネット通販サイト開設支援サービスや、実店舗向けの決済システムを提供しています。もともとはストアーズ・ドット・ジェーピーとコイニーという別の会社でしたが、2018年に経営統合して今の形になりました。

成長性 割安性
○ -
話題性 管理人期待度
○ c


基本情報

会社名 ヘイ
会社URL https://hey.jp/
狙い目証券会社 未定のため、IPOおすすめネット証券会社比較にてご準備ください

企業業績のデータ(5年分)

  2015年
12月
2016年
12月
2017年
12月
2018年
12月
2019年
12月
売上高(百万円)? - - - - -
経常利益(百万円)? - - - - -
当期純利益(百万円)? - - - △4,925 △3,058
純資産額 (百万円)? - - - 1,851 1,143
1株あたりの純資産額(円)? - - - - -
1株あたりの純利益(円)? - - - - -
自己資本比率(%)? - - - 89.6 77.1
自己資本利益率(%)? - - - - -

※決算公告より
決算情報が公開されているのは直近2年分のみです。どちらの年も当期純損失が発生していますが、損失額は縮小しています。売上高が増えた結果、損失を少しずつカバーできるようになってきているようです。

管理人からのコメント

 ヘイは、『STORES(ストアーズ)』というネット通販(EC)サイト開設支援サービスや、実店舗向けの決済システムを提供している会社です。

 EC業界は成長が続いている市場です。中でも、個人のクリエイターや中小企業に向けたECサイトの構築支援は、大きく成長しています。『BASE』や『Shopify』などの競合が存在するものの、市場自体が伸びているので、ヘイも成長できる可能性が高いです。

 2020年のコロナ禍で、ネット通販の需要が一気に増えました。これに対応するため、エンジニアの人数を増やし、サービスを強化しています。エンジニアの人件費負担が重くなりましたが、ベンチャーキャピタルなどから資金を集めて対応しました。
 事業を成長させるためには、まだまだ投資が必要です。そのため、資金調達を目的に上場するかもしれません。事業の規模も大きくなっているため、大型の上場案件となりそうです。

 正式な上場日はまだ決まっていませんが、万全を期して、今のうちにネット証券に口座を開設して、IPOの申し込みができるようにしておきましょう。


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