ビットバンク

公開日:
2025年3月10日

 暗号資産(仮想通貨)交換業者のビットバンクが「2025年中の上場を目指している」との報道がありました。2024年12月9日のオンラインウェビナーで廣末紀之社長が質問に答える形で明かしました。2025年半ばをめどに新規株式公開(IPO)を目指すようです。

 ビットバンクが上場すれば、国内で暗号資産交換業者が上場する初のケースとなるため期待が高まっています。

ビットバンク
成長性 割安性
○ -
話題性 管理人期待度
◎ c

基本情報

会社名 ビットバンク
会社URL https://bitbank.cc/
会社設立 2014年(11年目)
狙い目証券会社 未定のため、IPOおすすめネット証券会社比較にてご準備ください。

企業業績のデータ(5年分)

  2019年
12月
2020年
12月
2021年
12月
2022年
12月
2023年
12月
営業収益(百万円)? 1,555 2,790 10,120 94 3,862
経常利益(百万円)? △46 1,162 5,183 △2,562 719
当期純利益(百万円)? △63 965 3,683 △1,967 542
純資産額(百万円)? 548 1,514 12,701 10,754 11,295
1株あたりの純資産額(円)? - - - - -
1株あたりの純利益(円)? - - - - -
自己資本比率(%)? - - - - -
自己資本利益率(%)? - - - - -

※ホームページに掲載されている決算資料(決算広告・事業報告書)より作成しています。
※2021年12月期は、暗号資産価格の上昇を背景に取引量が増加し、大幅な増収増益となっています。

管理人からのコメント

 ビットバンクは、暗号資産取引所「bitbank」を運営しており、取引量は国内最大級です。「500円からビットコインをはじめられる。」と手軽さをアピールしており、日本円での売買、即時出金に対応しています。

 2025年3月には、トランプ大統領が暗号資産を政府主導で備蓄する方針をSNSで示しました。ビットコインやイーサリアムなど5つの暗号資産を具体的に指定しており、大きな話題となりました。暗号資産が注目されている状況下での上場となれば、投資家の関心をかなり集めそうですね。

 ビットバンクのような暗号資産取引所は、取引手数料が売上に大きく影響します。暗号資産の取引量の変動で業績が大きく左右される点には注意が必要です。こちらも上場タイミングによって、公募価格や初値への影響がありそうです。

 いずれにせよ、国内初の暗号資産交換業者上場となれば、大きな話題になるのは間違いないでしょう。

 正式な上場日はまだ決まっていませんが、万全を期して、今のうちにネット証券に口座を開設して、IPOの申し込みができるようにしておきましょう。

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