技術承継機構(319A)
(2025年1月21日追記)
弱気の仮条件を受けて、初値予想と総合評価を引き下げました
★【管理人の当選実績】SBI証券から技術承継機構に当選しました!
技術承継機構の事業内容は「製造業の譲受、譲受企業の経営支援」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額170.0億円、吸収金額33.0億円)です。統計的に初値の上がりやすい「東証における年明け最初のIPO」、「SBI証券が主幹事」の案件です。総合的に見て、想定価格から見た初値はそれなりに上昇すると予想します。
基本情報
会社名 | 技術承継機構(319A) 【東証グロース】 |
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会社URL | https://ngt-g.com/ |
会社設立 | 2018年7月(7年目) |
主幹事証券 | SBI証券 |
その他 狙い目証券会社 |
岩井コスモ証券、松井証券、SBIネオトレード証券、DMM株 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格 | 1,970円 |
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仮条件 | 1,850円 ~ 2,000円 |
公募価格 | 2,000円 |
初値予想(独自) | 2,100円 ~ 2,700円(1月21日時点) |
初値 | - |
・想定価格1,970円に対して、PER10.54倍、PBR3.82倍、配当利回り-%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。1株あたり利益186.9円、1株あたり純資産515.9円、1株あたり配当金-円。)
・会社発表の2024年12月期の業績予想では、1株あたり利益109.08円で、PER18.06倍となっています。
・仮条件を受けて、初値予想を「2,500円 ~ 3,500円(12月27日時点)」から「2,100円 ~ 2,700円(1月21日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 1月22日(水)~1月27日(月) |
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当選発表日 | 1月28日(火) |
購入申込期間 | 1月29日(水)~2月3日(月) |
上場日 | 2月5日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
※岩井コスモ証券は、購入申込期間の最終日にIPO抽選をおこなう「後期抽選型」の証券会社で、手順をふめば同一資金で“2回”抽選を受けることができます!詳しくは「後期型IPO抽選を利用して同一資金で複数回の抽選を受ける」をご覧ください。
IPO当選株数
公募株数 | 745,000株(国内:745,000株、海外:0株) |
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売出株数(OA含む) | 928,200株(国内:509,500株、海外:418,700株) |
当選株数合計 | 1,673,200株(国内:1,254,500株、海外:418,700株) |
・当選株数は1,254,500株。売買単位が100株なので、当たりは計12,545枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | SBI証券 | 98.27% | 1,644,300株 | 16,443枚 | 8,879枚 |
幹事 | Jトラスト グローバル証券 |
0.87% | 14,500株 | 145枚 | 13枚 |
アイザワ証券 | 0.22% | 3,600株 | 36枚 | -枚 | |
岩井コスモ証券 | 0.22% | 3,600株 | 36枚 | 3枚 | |
松井証券 | 0.22% | 3,600株 | 36枚 | 22枚 | |
むさし証券 | 0.22% | 3,600株 | 36枚 | 3枚 |
・SBI証券(主幹事)、岩井コスモ証券、松井証券から当選のチャンス。
※SBI証券が主幹事のときは、IPOチャレンジポイントを活用して当選をねらいましょう!
・その他、SBIネオトレード証券から申し込み可能となりました。(12月30日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(1月15日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
新居 英一(社長) | 81.16% | 180日間 |
藤井 陽介 | 7.61% | 180日間 |
佐藤 大央 | 1.65% | 180日間 |
亀田 藍子 | 1.42% | 180日間 |
徳田 雄一郎 | 1.28% | 180日間 |
永井 裕 | 1.28% | 180日間 |
岩間 正俊 | 1.28% | 180日間 |
大橋 俊之 | 1.15% | 180日間 |
山口 貴弘 | 0.76% | 180日間 |
玉川 陽介 | 0.63% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
⇒技術承継機構の有価証券届出書
※2021年12月期まで単独決算。2022年12月期から連結決算。
※2022年12月期以降、株式1株につき50,000株の分割を反映。
※2022年12月期以降、株式5株につき1株の併合を反映。
・2023年12月期に、特別利益として負ののれん発生益(買収した企業の純資産の時価総額と買収価格の差額)が1,069百万円発生しています。
・2024年12月期は、第3四半期時点で売上8,044百万円、経常利益1,156百万円を達成しています。IPOで得た資金は、全額をM&A待機資金に充てる予定です。
・会社発表の2024年12月期の業績予想では、売上11,000百万円、経常利益1,500百万円となっています。
管理人からのコメント
技術承継機構(319A)、製造業のM&Aをおこなっています。2018年の創業以来、これまでに10社のM&Aを成功させています。直近の業績推移を見ると、売上、利益ともに右肩上がりで拡大しており、今後の成長性も感じられます。また、M&A後の事業再編や遊休資産の売却、投資資産の処分や償還などがおこなわれることにより特別利益、特別損失が発生しやすくなっています。
公開株数は一般的で、主要大株主には期間でロックアップがかかっています。2025年の東証に上場する初IPOということで、ご祝儀的な買いも期待でき、総合的に見て、想定価格から見た初値はそれなりに上昇すると予想します。
ネット証券では、SBI証券(主幹事)、岩井コスモ証券、松井証券、SBIネオトレード証券、DMM株から申し込み可能となっています。
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