オプロ(228A)

 オプロの事業内容は「帳票に関するデータオプティマイズソリューション、サブスクリプションビジネスの販売管理に関するセールスマネジメントソリューションで構成されるクラウドサービス事業」で、東証グロース上場の小型案件(想定時価総額27.3億円、吸収金額8.1億円)です。統計的に初値の上がりやすい「クラウド関連」、「SMBC日興証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、想定価格から見た初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

オプロのホームページ画像
成長性 割安性
◎ △
話題性 総合評価?
○ C

基本情報

会社名 オプロ(228A) 【東証グロース】
会社URL https://www.opro.net/
会社設立 1997年4月(28年目)
主幹事証券 SMBC日興証券
その他
狙い目証券会社
SBI証券(副幹事)、楽天証券松井証券マネックス証券DMM株

IPO価格情報・初値予想(独自)

想定価格? 1,240円
仮条件? 1,240円 ~ 1,300円
公募価格? 1,300円
初値予想(独自) 1,400円 ~ 1,800円(7月18日時点)
初値? 1,673円 (公募価格比+373円 +28.7%)

・想定価格1,240円に対して、PER28.53倍、PBR3.48倍、配当利回り-%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。1株あたり利益43.5円、1株あたり純資産356.3円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 8月5日(月)~8月9日(金)
当選発表日? 8月13日(火)
購入申込期間? 8月14日(水)~8月19日(月)
上場日? 8月21日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 564,900株
売出株数(OA含む)? 90,600株
当選株数合計 655,500株

・当選株数は655,500株。売買単位が100株なので、当たりは計6,555枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 SMBC日興証券 98.29% 644,300株 6,443枚 515枚
幹事 SBI証券 0.43% 2,800株 28枚 15枚
楽天証券 0.43% 2,800株 28枚 25枚
松井証券 0.43% 2,800株 28枚 17枚
マネックス証券 0.43% 2,800株 28枚 25枚

SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券松井証券マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(7月30日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
里見 一典(社長) 58.01% 180日間
オプロ従業員持株会 10.81% 180日間
(株)たいかも 8.97% 180日間
1.5倍
安川 貴英 7.20% 180日間
朏 仁雄 2.80% 180日間
吉田 順一 1.88% 180日間
TSV1号投資事業有限責任組合 1.40% 90日間
1.5倍
金野 栄太郎 1.12% 180日間
長井 利仁 1.12% 180日間
和田 典子 0.98% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

⇒オプロの有価証券届出書 [PDF]

  2020年
3月
2021年
3月
2021年
11月
2022年
11月
2023年
11月
売上高(百万円)? 734 863 752 1,290 1,618
経常利益(百万円)? △36 △81 71 132 110
当期純利益(百万円)? △58 △81 113 100 96
純資産額(百万円)? △95 △177 △38 61 157
1株あたりの純資産額(円)? △2,952 △5,470 △1,172 37 96
1株あたりの純利益(円)? △1,780 △2,519 3,452 61 58
自己資本比率(%)? △20.0 △39.1 △6.2 7.3 14.3
自己資本利益率(%)? - - - 870.3 87.7

※2022年11月期以降、株式1株につき50株の分割を反映。
・2024年11月期は、第2四半期時点で売上1,024百万円、経常利益159百万円を達成しています。IPOで得た資金は、人件費、広告宣伝費および販売促進費に充てる予定です。

管理人からのコメント

 オプロ(228A)、主にクラウドサービス事業でビジネスデータ(帳票などの情報)の電子化やデータ連携などをおこなっています。データの処理はAI機能を取り入れ、自動でおこなわれるしくみをとっています。直近の業績推移を見ると、売り上げが順調に伸びており、今後の成長性も感じられます。

 公開株数は少なめですが、大株主にいるベンチャーキャピタルのロックアップが、公募価格比1.5倍で外れてしまいます。総合的に見て、想定価格から見た初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

 ネット証券では、SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券松井証券マネックス証券DMM株から申し込み可能となっています。

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