ジンジブ(142A)
(2024年3月4日に追記)
強気の仮条件を受けて、初値予想と総合評価を「B」に引き上げました。
ジンジブの事業内容は「高卒就職採用支援サービスおよび人財育成サービス」で、東証グロース上場の小型案件(想定時価総額22.2億円、吸収金額6.4億円)です。統計的に初値の上がりやすい「SBI証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | ジンジブ(142A) 【東証グロース】 |
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会社URL | https://jinjib.co.jp/ |
会社設立 | 2015年3月(9年目) |
主幹事証券 | SBI証券 |
その他 狙い目証券会社 |
SMBC日興証券(副幹事)、岩井コスモ証券、マネックス証券、松井証券、SBIネオトレード証券、DMM株 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格 | 1,590円 |
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仮条件 | 1,620円 ~ 1,750円 |
公募価格 | 1,750円 |
初値予想(独自) | 2,200円 ~ 3,500円(3月4日時点) |
初値 | 3,980円 (公募価格比+2,230円 +127.4%) |
・想定価格1,590円に対して、PER53.51倍、PBR7.28倍、配当利回り-%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。1株あたり利益29.7円、1株あたり純資産218.3円、1株あたり配当金-円。)
・初値予想を「1,800円 ~ 2,400円(2月16日時点)」から「2,200円 ~ 3,500円(3月4日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 3月6日(水)~3月12日(火) |
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当選発表日 | 3月13日(水) |
購入申込期間 | 3月14日(木)~3月19日(火) |
上場日 | 3月22日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 200,000株 |
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売出株数(OA含む) | 202,500株 |
当選株数合計 | 402,500株 |
・当選株数は402,500株。売買単位が100株なので、当たりは計4,025枚。
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | SBI証券 | 86.98% | 350,100株 | 3,501枚 | 1,575枚 |
幹事 | SMBC日興証券 | 4.35% | 17,500株 | 175枚 | 17枚 |
岩井コスモ証券 | 0.87% | 3,500株 | 35枚 | 3枚 | |
香川証券 | 0.87% | 3,500株 | 35枚 | 0枚 | |
極東証券 | 0.87% | 3,500株 | 35枚 | 0枚 | |
Jトラスト グローバル証券 |
0.87% | 3,500株 | 35枚 | 3枚 | |
東海東京証券 | 0.87% | 3,500株 | 35枚 | 3枚 | |
東洋証券 | 0.87% | 3,500株 | 35枚 | 0枚 | |
マネックス証券 | 0.87% | 3,500株 | 35枚 | 35枚 | |
水戸証券 | 0.87% | 3,500株 | 35枚 | 0枚 | |
むさし証券 | 0.87% | 3,500株 | 35枚 | 3枚 | |
あかつき証券 | 0.42% | 1,700株 | 17枚 | 0枚 | |
松井証券 | 0.42% | 1,700株 | 17枚 | 11枚 |
・SBI証券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、岩井コスモ証券、マネックス証券、松井証券から当選のチャンス。
※SBI証券が主幹事のときは、IPOチャレンジポイントを活用して当選をねらいましょう!
・その他、SBIネオトレード証券から申し込み可能となりました。(2月19日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(2月28日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
佐々木 満秀(社長) | 74.54% | 180日間 |
三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合 | 10.09% | 90日間 1.5倍 |
ナントCVC2号投資事業有限責任組合 | 3.88% | 90日間 1.5倍 |
海老根 智仁 | 2.33% | 180日間 |
森 隆史 | 1.76% | 180日間 |
森田 司 | 1.15% | 180日間 |
渡邊 圭美 | 1.07% | 180日間 |
新田 圭 | 0.99% | 180日間 |
長谷川 佳紀 | 0.99% | 180日間 |
池田 良介 | 0.78% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
⇒ジンジブの有価証券届出書
※2022年3月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2023年3月期は、第3四半期時点で売上1,549百万円、経常利益173百万円を達成しています。IPOで得た資金は、人件費・広告宣伝費に充てる予定です。
管理人からのコメント
ジンジブ(142A)、高校生に特化した新卒採用支援サービス、高卒社会人の教育・転職支援サービス、および、高校生・高卒社会人向けの教育研修プログラムサービスを提供しています。直近の業績推移を見ると、売り上げが右肩上がりで急激に伸びており、今後の成長性も感じられます。
公開株数は少なめですが、主要大株主にいる複数のベンチャーキャピタルのロックアップが、公募価格比1.5倍で外れてしまいます。この辺りで売りが増えてくると想定されますので、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、SBI証券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、岩井コスモ証券、マネックス証券、松井証券、SBIネオトレード証券、DMM株から申し込み可能となっています。
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