ガーデン(274A)
(2024年11月1日追記)
強気の仮条件を受けて、初値予想と総合評価を「C」に引き上げました。
ガーデンの事業内容は「M&Aを活用した『壱角家』や『山下本気うどん』などの飲食事業」で、東証スタンダード上場の中型案件(想定時価総額204.6億円、吸収金額57.0億円)です。総合的に見て、想定価格から見た初値の上昇は期待しづらいです。
基本情報
会社名 | ガーデン(274A) 【東証スタンダード】 |
---|---|
会社URL | https://gardengroup.co.jp/岡三オンライン |
会社設立 | 2015年12月(9年目) |
主幹事証券 | 東海東京証券 |
その他 狙い目証券会社 |
SBI証券、マネックス証券、松井証券、岩井コスモ証券、大和コネクト証券、岡三オンライン 、DMM株 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格 | 3,100円 |
---|---|
仮条件 | 3,100円 ~ 3,200円 |
公募価格 | 3,200円 |
初値予想(独自) | 3,200円 ~ 3,600円(11月1日時点) |
初値 | - |
・想定価格3,100円に対して、PER19.20倍、PBR2.99倍、配当利回り1.56%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。1株あたり利益161.5円、1株あたり純資産1035.4円、1株あたり配当金48.5円。)
・初値予想を「3,000円 ~ 3,400円(10月18日時点)」から「3,200円 ~ 3,600円(11月1日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 11月6日(水)~11月12日(火) |
---|---|
当選発表日 | 11月13日(水) |
購入申込期間 | 11月14日(木)~11月19日(火) |
上場日 | 11月22日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 1,600,000株 |
---|---|
売出株数(OA含む) | 240,000株 |
当選株数合計 | 1,840,000株 |
・当選株数は1,840,000株。売買単位が100株なので、当たりは計18,400枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 東海東京証券 | 91.30% | 1,680,000株 | 16,800枚 | 1,008枚 |
幹事 | みずほ証券 | 0.87% | 16,000株 | 160枚 | 14枚 |
大和証券 | 0.87% | 16,000株 | 160枚 | 11枚 | |
SBI証券 | 0.87% | 16,000株 | 160枚 | 86枚 | |
マネックス証券 | 0.87% | 16,000株 | 160枚 | 144枚 | |
松井証券 | 0.87% | 16,000株 | 160枚 | 100枚 | |
岩井コスモ証券 | 0.87% | 16,000株 | 160枚 | 14枚 | |
あかつき証券 | 0.87% | 16,000株 | 160枚 | 0枚 | |
岡三証券 | 0.87% | 16,000株 | 160枚 | 14枚 | |
水戸証券 | 0.87% | 16,000株 | 160枚 | 0枚 | |
むさし証券 | 0.87% | 16,000株 | 160枚 | 14枚 |
・SBI証券、マネックス証券、松井証券、岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・その他、大和コネクト証券から申し込み可能となりました。(10月22日追記)
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(10月22日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
(株)マック | 48.53% | 180日間 |
川島 賢(社長) | 25.11% | 180日間 |
小澤 修三 | 5.99% | 180日間 |
(株)ガーデン従業員持株会 | 5.42% | |
薫田 勇 | 2.02% | 180日間 |
井上 陵太 | 1.82% | 180日間 |
(株)ギフトホールディングス | 1.31% | 180日間 |
従業員 | 0.59% | |
従業員 | 0.59% | |
山下 栄緑 | 0.52% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
⇒ガーデンの有価証券届出書
※2021年2月期以降、株式1株につき1,000株の分割を反映。
※2023年2月期以降、株式1株につき5株の分割を反映。
・2025年2月期は、第2四半期時点で売上8,521百万円、経常利益988百万円を達成しています。IPOで得た資金は、設備資金、運転資金、人材採用費、保守・管理費用、広告宣伝費、借入金返済、社債償還に充てる予定です。
管理人からのコメント
ガーデン(274A)、M&Aを活用して、ラーメン事業、レストラン事業、ステーキ事業、寿司事業などを展開しています。事業別の売上構成比を見ると、ラーメン事業が66.5%と大部分を占めており、続いてレストラン事業が15.4%、ステーキ事業が9.4%と続いています。
2024年9月30日時点のラーメン事業の店舗数は114店舗で、そのうち99店舗が「壱角家」です。レストラン事業の店舗数は21店舗で、そのうち17店舗が「山下本気うどん」です。直近の業績推移を見ると、新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込んでいましたが、2024年2月期で回復しています。2025年2月期は第2四半期時点で、売上8,521百万円を達成しており、拡大傾向にあります。
公開株数は一般的で、従業員持株会と従業員にロックアップがかかっていませんが、その他の主要大株主には期間でロックアップがかかっています。規模がそれなりに大きくて、人気化しにくい飲食業という点も考えて、想定価格から見た初値の上昇は期待しづらいです。
ネット証券では、SBI証券、マネックス証券、松井証券、岩井コスモ証券、大和コネクト証券、岡三オンライン、DMM株から申し込み可能となっています。
@ipokiso_com
TwitterでもIPO情報を配信しています。フォローよろしくお願いします!
IPO企業情報の一覧表へ戻る
IPO向けネット証券比較へ進む