ククレブ・アドバイザーズ(276A)

(2024年11月8日に追記)
弱気の仮条件を受けて、初値予想を引き下げました。

 ククレブ・アドバイザーズの事業内容は「AIを活用したCRE(企業不動産)に関するソリューションの提供および不動産テックシステムの開発・販売」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額43.1億円、吸収金額14.6億円)です。総合的に見て、想定価格から見た初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

ククレブ・アドバイザーズのホームページ画像
成長性 割安性
◎ △
話題性 総合評価?
○ C

基本情報

会社名 ククレブ・アドバイザーズ(276A) 【東証グロース】
会社URL https://ccreb.jp/
会社設立 2019年7月(6年目)
主幹事証券 みずほ証券
その他
狙い目証券会社
楽天証券(副幹事)、DMM株

IPO価格情報・初値予想(独自)

想定価格? 1,050円
仮条件? 890円 ~ 950円
公募価格? 950円
初値予想(独自) 1,100円 ~ 1,400円(11月8日時点)
初値? -

・想定価格1,050円に対して、PER26.38倍、PBR3.25倍、配当利回り0.8%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。1株あたり利益39.8円、1株あたり純資産322.8円、1株あたり配当金8.4円。)
・初値予想を「1,200円 ~ 1,500円(10月24日時点)」から「1,100円 ~ 1,400円(11月8日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 11月12日(火)~11月18日(月)
当選発表日? 11月19日(火)
購入申込期間? 11月20日(水)~11月25日(月)
上場日? 11月28日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
楽天証券は、購入申込期間の最終日にIPO抽選をおこなう「後期抽選型」の証券会社で、手順をふめば同一資金で“2回”抽選を受けることができます!詳しくは「後期型IPO抽選を利用して同一資金で複数回の抽選を受ける」をご覧ください。

IPO当選株数

公募株数? 640,000株
売出株数(OA含む)? 752,500株
当選株数合計 1,392,500株

・当選株数は1,392,500株。売買単位が100株なので、当たりは計13,925枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 みずほ証券 93.92% 1,307,900株 13,079枚 1,177枚
幹事 楽天証券 4.34% 60,500株 605枚 544枚
水戸証券 1.30% 18,100株 181枚 0枚
極東証券 0.43% 6,000株 60枚 0枚

楽天証券(副幹事)から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
宮寺 之裕(社長) 49.56% 180日間
(株)フィールド・パートナーズ 20.80% 180日間
コタエル信託(株) 9.19% 継続保有
エムエル・エステート(株) 4.82% 180日間
合同会社ステルラ 4.24% 180日間
(株)シーアールイー 2.39% 180日間
合同会社ティー・エム・ティー 2.05% 180日間
白土 秀樹 1.30% 180日間
東金 陽子 1.06% 180日間
鏑木 範久 1.06% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

⇒ククレブ・アドバイザーズの有価証券届出書 [PDF]

  2019年
8月
2020年
8月
2021年
8月
2022年
8月
2023年
8月
売上高(百万円)? - 112 418 516 704
経常利益(百万円)? △2 46 162 147 235
当期純利益(百万円)? △2 30 102 99 163
純資産額(百万円)? 8 229 321 574 716
1株あたりの純資産額(円)? 4 74 104 168 209
1株あたりの純利益(円)? △1 12 33 30 48
自己資本比率(%)? 59.6 90.5 63.1 86.9 70.7
自己資本利益率(%)? - 25.7 37.0 22.2 25.4

※2021年8月期まで単独決算。2022年8月期から連結決算。
・2024年8月期は、第3四半期時点で売上1,050百万円、経常利益429百万円を達成しています。IPOで得た資金は、人件費、広告宣伝費、オフィスの拡張移転費用に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ククレブ・アドバイザーズ(276A)、CRE(Corporate Real Estate:企業がもつ事業用の不動産)に関する様々な要望や課題に対して、最適な解決策を提供しています。具体的には、経営戦略や財務戦略と合わせた不動産の取得や売却、活用に関する取り組み方など。直近の業績推移を見る限り、右肩上がりで業績を拡大しており、今後の成長性が十分に感じられます。

 公開株数は一般的で、主要大株主には期間でロックアップがかかっています。総合的に見て、想定価格から見た初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

 ネット証券では、楽天証券(副幹事)、DMM株から申し込み可能となっています。

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