クオルテック(9165)
クオルテックの事業内容は「電子部品の不良解析・信頼性試験などの受託、レーザ加工・表面処理(めっき)技術を中心とした微細加工など」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額59.7億円、吸収金額35.2億円)です。
総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | クオルテック(9165) 【東証グロース】 |
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会社URL | https://www.qualtec.co.jp/ |
会社設立 | 1993年1月(31年目) |
主幹事証券 | 野村證券 |
その他 狙い目証券会社 |
SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券、岩井コスモ証券、マネックス証券、岡三オンライン、DMM株 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格 | 2,540円 |
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仮条件 | 2,400円 ~ 2,540円 |
公募価格 | 2,540円 |
初値予想(独自) | 2,540円 ~ 3,500円(6月23日時点) |
初値 | 2,336円 (公募価格比-204円 -8.0%) |
・想定価格2,540円に対して、PER18.23倍、PBR2.12倍、配当利回り1.3%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益139.3円、1株あたり純資産1,200.9円、1株あたり配当金33.1円。)
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 7月11日(火)~7月18日(火) |
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当選発表日 | 7月19日(水) |
購入申込期間 | 7月20日(木)~7月25日(火) |
上場日 | 7月28日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 250,000株 |
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売出株数(OA含む) | 1,135,700株 |
当選株数合計 | 1,385,700株 |
・当選株数は1,385,700株。売買単位が100株なので、当たりは計13,857枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 野村證券 | 93.06% | 1,289,600株 | 12,896枚 | 1,289枚 |
幹事 | SMBC日興証券 | 2.61% | 36,100株 | 361枚 | 36枚 |
SBI証券 | 0.87% | 12,000株 | 120枚 | 54枚 | |
岩井コスモ証券 | 0.87% | 12,000株 | 120枚 | 12枚 | |
丸三証券 | 0.87% | 12,000株 | 120枚 | 12枚 | |
岡三証券 | 0.87% | 12,000株 | 120枚 | 12枚 | |
極東証券 | 0.43% | 6,000株 | 60枚 | 0枚 | |
マネックス証券 | 0.43% | 6,000株 | 60枚 | 60枚 |
・野村證券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券、岩井コスモ証券、マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(6月26日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(7月4日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
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志方 廣一 | 47.38% | 90日間 |
ライジング・ジャパン・エクイティ第二号投資事業有限責任組合 | 44.05% | |
CBC(株) | 8.57% | 90日間 |
※ライジング・ジャパン・エクイティ第二号投資事業有限責任組合の保有株はすべて売り出されます。
企業業績のデータ(5年分)
※2021年6月期以降、株式1株につき5,000株の分割を反映。
・2023年6月期は、第3四半期時点で売上2,546百万円、経常利益318百万円を達成しています。IPOで得た資金は、設備資金として2024年6月期から2025年6月期にかけてパワーエレクトロニクスセンター(仮称)の開設にかかわる各種費用およびその他機械装置購入を目的とした資金に充てる予定です。
管理人からのコメント
クオルテック(9165)、電子部品などに対する環境試験、電気試験、振動試験などからなる信頼性評価事業、ビルドアップ基板やフレキシブルプリント基板などの微細加工事業などを展開しています。直近の業績推移を見ると、売上、利益ともに不安定な推移をしており、先行きに不透明感があります。会社の業績予想では、2023年6月期は売上3,274百万円、経常利益303百万円となっています。
公開株数は普通くらいで、大株主にいるベンチャーキャピタルにもロックアップがかかっていませんが、保有株がすべて売り出されるので、供給はゆるくはありません。ただ、同日にGENDA(9166)が上場することになっており、買いが入りづらくなっています。総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、野村證券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券、岩井コスモ証券マネックス証券、岡三オンライン、DMM株から申し込み可能となっています。
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