ナレルグループ（9163）
（7月12日追記）
・引受価額が「2,488.25円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い（シンジケートカバー取引）により「2,488.25円」付近で寄り付く可能性があります。
ナレルグループの事業内容は「建設技術者派遣、ITエンジニア派遣・システムエンジニアリングサービスなど」で、東証グロース上場の大型案件（想定時価総額215.1億円、吸収金額102.5億円）です。統計的に初値の上がりやすい「大和証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値の上昇は期待しづらいです。
| 成長性 | 割安性 |
|---|---|
 |
|
| 話題性 | 総合評価 |
|
 |
基本情報
| 会社名 | ナレルグループ（9163） 【東証グロース】 |
|---|---|
| 会社URL | https://nareru-group.co.jp/ |
| 会社設立 | 2019年5月（5年目） |
| 主幹事証券 | 大和証券 |
| その他 狙い目証券会社 |
野村證券、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、大和コネクト証券、auカブコム証券、DMM株 |
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※サイト内ページに移動します
IPO価格情報・初値予想（独自）
| 想定価格 |
2,560円 |
|---|---|
| 仮条件 |
2,560円 ～ 2,690円 |
| 公募価格 |
2,690円 |
| 初値予想（独自） | 2,474円 ～ 3,000円（7月4日時点） |
| 初値 |
2,540円 （公募価格比-150円 -5.6％） |
・想定価格2,560円に対して、PER17.31倍、PBR2.09倍、配当利回り-
（直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益147.9円、1株あたり純資産1,225.7円、1株あたり配当金-円。）
・仮条件に伴い、初値予想を「2,355円 ～ 3,000円（6月19日時点）」から「2,474円 ～ 3,000円（7月4日時点）」に変更しました。
IPOスケジュール
| 抽選申込期間 |
7月5日(水)～7月11日(火) |
|---|---|
| 当選発表日 |
7月12日(水) |
| 購入申込期間 |
7月13日(木)～7月19日(水) |
| 上場日 |
7月21日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
| 公募株数 |
150,000株 |
|---|---|
| 売出株数（OA含む） |
3,854,000株 |
| 当選株数合計 | 4,004,000株 |
・当選株数は4,004,000株。売買単位が100株なので、当たりは計40,040枚。
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト（管理人独自予想あり）
| 証券会社名 | 割当率 |
割当株数 |
当選本数 （枚） |
完全抽選本数 （予想） |
|
| 主幹事 | 大和証券 | 82.61％ | 3,307,800株 | 33,078枚 | 3,307枚 |
| 共同主幹事 | みずほ証券 | 13.48％ | 539,600株 | 5,396枚 | 539枚 |
| 幹事 | 三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
1.30％ | 52,200株 | 522枚 | 52枚 |
| 野村證券 | 0.87％ | 34,800株 | 348枚 | 34枚 | |
| SBI証券 | 0.43％ | 17,400株 | 174枚 | 78枚 | |
| 楽天証券 | 0.43％ | 17,400株 | 174枚 | 174枚 | |
| マネックス証券 | 0.43％ | 17,400株 | 174枚 | 174枚 | |
| 松井証券 | 0.43％ | 17,400株 | 174枚 | 121枚 |
・大和証券（共同主幹事）、野村證券、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券から当選のチャンス。
・その他、大和コネクト証券から申し込み可能となりました。（6月20日追記）
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。（6月21日追記）
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。（6月28日追記）
株主構成、ロックアップなど
| 株主名 | 比率 | ロック アップ |
|---|---|---|
| 投資事業有限責任組合アドバンテッジパートナーズV号 | 39.52％ | 180日間 |
| （株）村松屋商店 | 34.02％ | 180日間 |
| AP Cayman Partners III, L.P. | 13.52％ | 180日間 |
| Japan Fund V, L.P. | 3.49％ | 180日間 |
| 沓澤 広道 | 2.30％ | 180日間 |
| アドバンテッジパートナーズ投資組合80号 | 2.23％ | 180日間 |
| 柴田 直樹 | 1.37％ | 180日間 1.5倍 |
| 野尻 悠太 | 0.17％ | 180日間 1.5倍 |
| 土谷 宣夫 | 0.17％ | 継続保有 |
| 石原 正己 | 0.17％ | 継続保有 |
企業業績のデータ（5年分）
| 2019年 10月 |
2020年 10月 |
2021年 10月 |
2022年 10月 |
2023年10月 （第2四半期） |
|
| 営業収益（百万円） |
- | - | 12,125 | 14,541 | （8,299） |
| 税引前利益（百万円） |
- | - | 1,595 | 1,852 | （1,178） |
| 当期純利益（百万円） |
- | - | 1,044 | 1,243 | （722） |
| 純資産額 （百万円） |
- | - | 8,634 | 9,933 | （10,705） |
| 1株あたりの純資産額（円） |
- | - | 1,046 | 1,204 | - |
| 1株あたりの純利益（円） |
- | - | 127 | 151 | （88） |
| 自己資本比率（％） |
- | - | 44.9 | 49.3 | - |
| 自己資本利益率（％） |
- | - | 13.1 | 13.4 | - |
※国際会計基準を採用しています。科目名が少し違いますが意味的にはほとんど同じです。
・IPOで得た資金は、連結子会社である株式会社ワールドコーポレーションおよび株式会社ATJCへの投融資資金に充てる予定です。
管理人からのコメント
ナレルグループ（9163）、建設・プラント業界向けに施工管理業務、CADオペレーターなどの技術者派遣をおこなうとともに、施工図作成の請負業務もおこなっています。直近の業績推移を見ると、2023年10月期の第2四半期時点で、営業収益8,299百万円、税引前利益1,178百万円となっており、業績は拡大傾向にあります。ただ、建設関連はIPOとして人気化しづらいテーマです。
公開株数は多いです。大株主のロックアップは公募価格比1.5倍までかかっています。また、同日にホロスホールディングス（5839）が上場することになっており、買いが集まりにくくなっています。総合的に見て、初値の上昇は期待しづらいです。
ネット証券では、大和証券（主幹事）、野村證券、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、大和コネクト証券、auカブコム証券、DMM株から申し込み可能となっています。
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