ジェノバ(5570)
ジェノバの事業内容は「GNSS補正情報配信サービスなど」で、東証グロース上場の小型案件(想定時価総額63.9億円、吸収金額4.1億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」、「大和証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値の上昇は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | ジェノバ(5570) 【東証グロース】 |
---|---|
会社URL | https://www.jenoba.jp/ |
会社設立 | 1997年2月(27年目) |
主幹事証券 | 大和証券 |
その他 狙い目証券会社 |
SBI証券(副幹事)、松井証券、岩井コスモ証券、CONNECT、DMM株 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格 | 450円 |
---|---|
仮条件 | 450円 ~ 470円 |
公募価格 | 470円 |
初値予想(独自) | 500円 ~ 700円(3月13日時点) |
初値 | 2,106円 (公募価格比+1,636円 +348.1%) |
・想定価格450円に対して、PER15.5倍、PBR2.42倍、配当利回り0.67%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益29.0円、1株あたり純資産186.0円、1株あたり配当金3.0円。)
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 4月3日(月)~4月7日(金) |
---|---|
当選発表日 | 4月10日(月) |
購入申込期間 | 4月11日(火)~4月14日(金) |
上場日 | 4月18日(火) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 800,000株 |
---|---|
売出株数(OA含む) | 120,000株 |
当選株数合計 | 920,000株 |
・当選株数は920,000株。売買単位が100株なので、当たりは計9,200枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 大和証券 | 93.91% | 864,000株 | 8,640枚 | 864枚 |
幹事 | SBI証券 | 0.87% | 8,000株 | 80枚 | 36枚 |
松井証券 | 0.87% | 8,000株 | 80枚 | 56枚 | |
水戸証券 | 0.87% | 8,000株 | 80枚 | 0枚 | |
極東証券 | 0.87% | 8,000株 | 80枚 | 0枚 | |
香川証券 | 0.87% | 8,000株 | 80枚 | 0枚 | |
東洋証券 | 0.87% | 8,000株 | 80枚 | 0枚 | |
岩井コスモ証券 | 0.87% | 8,000株 | 80枚 | 8枚 |
・大和証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、松井証券、岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(3月14日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(3月27日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
南 安子 | 17.40% | 90日間 1.5倍 |
南 尚子 | 17.40% | 90日間 1.5倍 |
(株)トプコン | 9.99% | 90日間 1.5倍 |
(株)日立産機システム | 6.66% | 90日間 1.5倍 |
(株)パスコ | 5.83% | 90日間 1.5倍 |
戸上 敏 | 4.48% | 180日間 |
河野 芳道(社長) | 3.74% | 180日間 |
小松 哲郎 | 2.62% | 90日間 1.5倍 |
細谷 素之 | 2.24% | 180日間 |
菅原 光一 | 2.15% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2021年9月期以降、株式1株につき1,000株の分割を反映。
・2023年9月期は、第1四半期時点で売上312百万円、経常利益182百万円を達成しています。IPOで得た資金は、設備投資、人材確保のための人件費および採用関連費に充てる予定です。
管理人からのコメント
ジェノバ(5570)、「GNSS測位」による位置情報の誤差を修正した情報をリアルタイムで配信しています。GNSS測位とは、GPSなどに代表される衛星が発信する電波を利用して、受信機の緯度・経度・高度などを測定する方法で、どうしてもメートル級の誤差が生じてしまいます。ジェノバはその誤差をセンチメートル級までに補正し、より正確な情報として配信しています。直近の業績推移を見ると、IPOとしては少し物足りなさを感じますが、着実に業績を拡大しています。
公開株数はふつうですが、想定価格が低く、吸収金額は小さいです。ただ、複数の大株主のロックアップが公募価格比1.5倍ではずれますので、このあたりが初値の目安になってくると予想します。
ネット証券では、大和証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、松井証券、岩井コスモ証券、CONNECT、DMM株から申し込み可能となっています。
@ipokiso_com
TwitterでもIPO情報を配信しています。フォローよろしくお願いします!
IPO企業情報の一覧表へ戻る
IPO向けネット証券比較へ進む