グリッド(5582)

(2023年6月20日追記)
仮条件が想定価格を大幅に上回ったため、初値予想と総合評価を引き上げました。

 グリッドの事業内容は「人工知能を用いた計画最適化システムの開発・販売・保守・運用サポート」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額80.8億円、吸収金額23.6億円)です。 総合的に見て、初値はまずまずの上昇となりそうです。

グリッドのホームページ画像
成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価?
○ B

基本情報

会社名 グリッド(5582) 【東証グロース】
会社URL https://gridpredict.jp/
会社設立 2009年10月(14年目)
主幹事証券 野村證券
その他
狙い目証券会社
SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券DMM株

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IPO価格情報・初値予想(独自)

想定価格? 1,790円
仮条件? 2,000円 ~ 2,140円
公募価格? 2,140円
初値予想(独自) 2,600円 ~ 3,800円(6月20日時点)
初値? 6,400円 (公募価格比+4,260円 +199.1%)

・想定価格1,790円に対して、PER87.82倍、PBR3.41倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益20.4円、1株あたり純資産524.5円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件が想定価格を大幅に上回ったため、初値予想を「1,790円 ~ 2,300円(6月2日時点)」から「2,600円 ~ 3,800円(6月20日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 6月21日(水)~6月27日(火)
当選発表日? 6月28日(水)
購入申込期間? 6月29日(木)~7月4日(火)
上場日? 7月7日(金)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 876,000株
売出株数(OA含む)? 444,200株
当選株数合計 1,320,200株

・当選株数は1,320,200株。売買単位が100株なので、当たりは計13,202枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 野村證券 93.93% 1,240,000株 12,400枚 1,240枚
幹事 SMBC日興証券 2.61% 34,400株 344枚 34枚
SBI証券 1.73% 22,900株 229枚 103枚
丸三証券 1.73% 22,900株 229枚 22枚

野村證券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(6月14日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
(株)We 68.04% 90日間
寺島 敬臣 14.10%  
三井物産(株) 13.04% 90日間
丸紅(株) 2.41% 90日間
伊藤忠商事(株) 2.41% 90日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2018年
6月
2019年
6月
2020年
6月
2021年
6月
2022年
6月
売上高(百万円)? 1,719 1,345 693 707 910
経常利益(百万円)? 149 △45 △627 △199 68
当期純利益(百万円)? 105 △50 △677 △211 92
純資産額 (百万円)? 397 321 1,057 846 938
1株あたりの純資産額(円)? 370,564 300,827 △336,525 △178 △149
1株あたりの純利益(円)? 93,777 △44,750 △578,625 △58 25
自己資本比率(%)? 43.7 30.0 79.6 70.4 71.9
自己資本利益率(%)? 29.7 - - - 10.3

※2021年6月期以降、株式1株につき3,000株の分割を反映。
・2023年6月期は、第3四半期時点で売上1,019百万円、経常利益225百万円を達成しています。IPOで得た資金は、人件費、採用費などの人材への投資、プロダクト開発などの研究開発への投資、広告宣伝などの市場開拓への投資に充てる予定です。

管理人からのコメント

 グリッド(5582)、インフラのオペレーションにかかわる様々な制約を変数として、AI技術を用いて短時間で最適な計画を提供する事業を展開しています。直近の業績推移を見ると、下降していた業績が、少し持ち直してきています。

 公開株数は普通で、一部大株主にロックアップがかかっていません。やや業績が持ち直していることと、AI関連銘柄ということでそれなりに人気化するかもしれません。総合的に見て、まずまずの上昇となりそうです。

 ネット証券では、野村證券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券DMM株から申し込み可能となっています。

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