エキサイトホールディングス(5571)
エキサイトホールディングスの事業内容は「プラットフォーム事業、ブロードバンド事業、SaaS・DX事業などを営むグループ会社の経営管理およびそれに附帯または関連する業務」で、東証スタンダード上場の中型案件(想定時価総額64.3億円、吸収金額13.9億円)です。総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
※エキサイトホールディングスは、エキサイト株式会社を含む持ち株会社です。エキサイトは、2004年にJASDAQへ上場しましたが、2016年3月期から3期連続の赤字となり、2018年7月にXTech株式会社からTOB(株式公開買付け)され、上場廃止となりました。その後、XTechはエキサイトの黒字転換に成功し、グループ経営をより効率的におこなうため、2020年10月に持ち株会社へ移行するとともに、商号をエキサイトホールディングスに変更しました。
基本情報
会社名 | エキサイトホールディングス(5571) 【東証スタンダード】 |
---|---|
会社URL | https://www.excite-holdings.co.jp/ |
会社設立 | 2018年7月(5年目) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
その他 狙い目証券会社 |
大和証券(共同主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券、SMBC日興証券、松井証券、CONNECT、DMM株 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格 | 1,340円 |
---|---|
仮条件 | 1,220円 ~ 1,340円 |
公募価格 | 1,340円 |
初値予想(独自) | 1,340円 ~ 1,800円(3月15日時点) |
初値 | 1,700円 (公募価格比+360円 +26.9%) |
・想定価格1,340円に対して、PER18.53倍、PBR2.47倍、,り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益72.3円、1株あたり純資産543.0円、1株あたり配当金-円。)
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 4月3日(月)~4月7日(金) |
---|---|
当選発表日 | 4月10日(月) |
購入申込期間 | 4月11日(火)~4月14日(金) |
上場日 | 4月19日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 900,000株 |
---|---|
売出株数(OA含む) | 135,000株 |
当選株数合計 | 1,035,000株 |
・当選株数は1,035,000株。売買単位が100株なので、当たりは計10,350枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | みずほ証券 | 66.09% | 684,000株 | 6,840枚 | 684枚 |
共同主幹事 | 大和証券 | 28.70% | 297,000株 | 2,970枚 | 297枚 |
幹事 | SBI証券 | 1.74% | 18,000株 | 180枚 | 81枚 |
楽天証券 | 1.74% | 18,000株 | 180枚 | 180枚 | |
SMBC日興証券 | 0.87% | 9,000株 | 90枚 | 9枚 | |
松井証券 | 0.87% | 9,000株 | 90枚 | 63枚 |
・大和証券(共同主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券、SMBC日興証券、松井証券から当選のチャンス。
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(3月16日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(3月27日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
CASK(株) | 49.15% | 180日間 |
西條 晋一(社長) | 21.88% | 180日間 |
ユナイテッド(株) | 12.91% | 180日間 |
(株)DGベンチャーズ | 3.23% | 90日間 1.5倍 |
みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合 | 3.23% | 90日間 1.5倍 |
石井 雅也 | 2.46% | 180日間 |
XTech1号投資事業有限責任組合 | 1.61% | 90日間 1.5倍 |
秋吉 正樹 | 0.82% | 180日間 |
宮崎 貴士 | 0.28% | 180日間 |
藤田 毅 | 0.28% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2020年3月期まで単独決算。2021年3月期から連結決算。
※2021年3月期以降、株式1株につき10株の分割を反映。
・IPOで得た資金は、広告宣伝費およびシステム開発費に充てる予定です。
管理人からのコメント
エキサイトホールディングス(5571)、ポータルサイト「excite(エキサイト)」・「excite電話占い」などのプラットフォーム事業、「BBexcite」・「exciteモバイル」などのブロードバンド事業、クラウド経営管理ソフト「KUROTEN」・クラウドウェビナー管理ソフト「Fan Growth」などのSaaS・DX事業を展開しています。SaaS・DX事業の売上は全体の10分の1ほどで、まだ全体に与える影響は小さく、IPOで人気化するほどではありません。
公開株数は普通で、大株主にいる複数のベンチャーキャピタルのロックアップが、公募価格比1.5倍で外れます。総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、大和証券(共同主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券、SMBC日興証券、松井証券、CONNECT、DMM株から申し込み可能となっています。
@ipokiso_com
TwitterでもIPO情報を配信しています。フォローよろしくお願いします!
IPO企業情報の一覧表へ戻る
IPO向けネット証券比較へ進む