ドリーム・アーツ(4811)
ドリーム・アーツの事業内容は「大企業に特化した業務デジタル化SaaSプロダクト(ノーコード開発ツール「SmartDB®」など)およびコンサルティング・サービスの提供」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額107.9億円、吸収金額24.2億円)です。統計的に初値の上がりやすい「ASP関連」ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | ドリーム・アーツ(4811) 【東証グロース】 |
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会社URL | https://www.dreamarts.co.jp/ |
会社設立 | 1996年12月(27年目) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
その他 狙い目証券会社 |
SBI証券、SMBC日興証券、auカブコム証券、DMM株 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格 | 2,660円 |
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仮条件 | 2,340円 ~ 2,660円 |
公募価格 | 2,660円 |
初値予想(独自) | 2,660円 ~ 3,600円(10月10日時点) |
初値 | 3,005円 (公募価格比+345円 +13.0%) |
・想定価格2,660円に対して、PER84.84倍、PBR7.82倍、配当利回り-%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。1株あたり利益31.4円、1株あたり純資産340.2円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件を受けて、初値予想を「3,000円 ~ 4,000円(9月22日時点)」から「2,660円 ~ 3,600円(10月10日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 10月12日(木)~10月18日(水) |
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当選発表日 | 10月19日(木) |
購入申込期間 | 10月20日(金)~10月25日(水) |
上場日 | 10月27日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 220,000株 |
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売出株数(OA含む) | 690,900株 |
当選株数合計 | 910,900株 |
・当選株数は910,900株。売買単位が100株なので、当たりは計9,109枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | みずほ証券 | 88.71% | 808,100株 | 8,081枚 | 808枚 |
幹事 | 三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
4.35% | 39,600株 | 396枚 | 39枚 |
東海東京証券 | 2.60% | 23,700株 | 237枚 | 23枚 | |
SBI証券 | 2.60% | 23,700株 | 237枚 | 106枚 | |
SMBC日興証券 | 1.73% | 15,800株 | 158枚 | 15枚 |
・SBI証券、SMBC日興証券から当選のチャンス。
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(9月25日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(10月4日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
山本 孝昭(社長) | 22.45% | 180日間 |
芸夢YAMAMOTO(株) | 18.37% | 180日間 |
前川 賢治 | 9.06% | 180日間 |
芸夢前川(株) | 7.42% | 180日間 |
牧山 公彦 | 5.28% | 180日間 |
金井 正義 | 4.9% | 180日間 |
コタエル信託(株) | 4.77% | 180日間 |
(株)ブイ・シー・エヌ | 4.17% | 180日間 |
NTTファイナンス(株) | 3.65% | 180日間 |
加賀電子(株) | 2.4% |
企業業績のデータ(5年分)
⇒ドリーム・アーツの有価証券届出書
※2020年12月期まで単独決算。2021年12月期から連結決算。
※2021年12月期以降、株式1株につき200株の分割を反映。
・2023年12月期は、第2四半期時点で売上2,202百万円、経常利益367百万円を達成しています。IPOで得た資金は、顧客基盤拡大のための販売促進費および設備投資資金として製品開発資金に充てる予定です。
管理人からのコメント
ドリーム・アーツ(4811)、大企業向けの業務デジタル化SaaS(Software as a Service)製品および特定顧客向け開発運用一体型クラウドサービスの提供をおこなっています。Saasとは、クラウド上にあるソフトウエアをインターネットを介してユーザーが利用できるサービスです。
公開株数はそこまで多くなく、大株主のロックアップには価格による解除条件がありません。まずまず供給は絞れています。さらに業務のデジタル化SaaSは、IPOのテーマとして人気化しやすい「DX」関連ですので、好材料が揃っています。しかし、やや想定価格が高いため、公開株数にしては規模が大きめなことに加え、その想定価格も割高感があります。総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、SBI証券、SMBC日興証券、auカブコム証券、DMM株から申し込み可能となっています。
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