tripla[トリプラ](5136)
(11月7日追記)
仮条件が想定価格を大きく上回ったため、初値予想を引き上げました。
tripla[トリプラ]の事業内容は「宿泊施設などに対する、公式サイト予約システム『tripla Book』、AIチャットボットシステム『tripla Bot』などのサービスの提供」で、東証グロース上場の小型案件(想定時価総額33.8億円、吸収金額7.6億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「クラウド関連」、「想定価格が1,000円以下」、「大和証券が主幹事」の案件です。
基本情報
会社名 | tripla[トリプラ](5136) 【東証グロース】 |
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会社URL | https://tripla.io/ |
会社設立 | 2015年4月(8年目) |
狙い目証券会社 | 大和証券(主幹事)、マネックス証券(副幹事)、楽天証券、CONNECT |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 640円 |
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仮条件 | 730円 ~ 800円 |
公募価格 | 800円 |
初値予想(独自) | 1,200円 ~ 2,000円(11月7日時点) |
初値 | 1,620円 (公募価格比+820円 +102.5%) |
・想定価格640円に対して、PSR6.68倍、PBR5.99倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益-24.4円、1株あたり純資産106.9円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件が想定価格を大きく上回ったため、初値予想を「960円 ~ 1,500円(10月20日時点)」から「1,200円 ~ 2,000円(11月7日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 11月9日(水)~11月15日(火) |
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当選発表日 | 11月16日(水) |
購入申込期間 | 11月17日(木)~11月22日(火) |
上場日 | 11月25日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 660,000株 |
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売出株数(OA含む) | 523,300株 |
当選株数合計 | 1,183,300株 |
・当選株数は1,183,300株。売買単位が100株なので、当たりは計11,833枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 大和証券 | 93.06% | 1,101,200株 | 11,012枚 | 1,101枚 |
幹事 | マネックス証券 | 2.60% | 30,800株 | 308枚 | 308枚 |
みずほ証券 | 2.60% | 30,800株 | 308枚 | 30枚 | |
楽天証券 | 1.73% | 20,500株 | 205枚 | 205枚 |
・大和証券(主幹事)、マネックス証券(副幹事)、楽天証券から当選のチャンス。
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(10月21日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(11月1日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
鳥生 格 | 23.66% | 180日間 |
高橋 和久(社長) | 16.17% | 180日間 |
イノベーション・エンジン産業創出投資事業有限責任組合 | 7.14% | 90日間 1.5倍 |
MSIVC2018V投資事業有限責任組合 | 7.05% | 90日間 1.5倍 |
リード・グロース3号投資事業有限責任組合 | 6.86% | 90日間 1.5倍 |
ALL-JAPAN観光立国ファンド投資事業有限責任組合 | 3.67% | 90日間 1.5倍 |
NREGイノベーション1号投資事業有限責任組合 | 3.16% | 180日間 |
JR東日本スタートアップ(株) | 2.52% | 180日間 |
イノベーション・エンジンPOC投資事業有限責任組合 | 2.21% | 90日間 1.5倍 |
CSAJ スタートアップファンド投資事業有限責任組合 | 2.19% | 90日間 1.5倍 |
企業業績のデータ(5年分)
※2020年10月期以降、株式1株につき200株の分割を反映。
・2022年10月期は、第3四半期時点で売上554百万円、経常利益18百万円を達成しています。IPOで得た資金は、借入金の返済、人材確保のための人件費・採用費、広告宣伝費に充てる予定です。
管理人からのコメント
tripla[トリプラ](5136)、クラウド型の公式予約サイトシステム「triplaBook」、AIチャットボット「triplaBot」などを宿泊施設に提供しています。「triplaBook」の収益モデルは、月額固定料金と予約数が一定値を超えてから発生する従量課金となっています。新型コロナウイルスの影響がある中でも、着実に売上を伸ばしており、将来的にさらに成長して黒字安定化することも十分に期待できます。
公開株数はやや多めですが、想定価格は低く、市場の吸収金額は小さいです。ただ、大株主に複数いるベンチャーキャピタルのロックアップが公募価格比1.5倍で外れますので、そこから大きな売りが出てくることが想定され、初値もその辺りから上昇幅が限られてくるでしょう。
ネット証券では、大和証券(主幹事)、マネックス証券(副幹事)、楽天証券、CONNECT、DMM株から申し込み可能となっています。
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