守谷輸送機工業(6226)
(2022年3月9日追記)
・引受価額が「745.2円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「745円」付近で寄り付く可能性があります。
守谷輸送機工業の事業内容は「荷物用エレベーター等の製造、据付工事、販売及び保守・修理事業」で、東証2部上場の中型案件(想定時価総額133.5億円、吸収金額37.7億円)です。統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」、「SMBC日興証券が主幹事」の案件ですが、
総合的に見て、初値の上昇は期待しづらいです。
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基本情報
会社名 | 守谷輸送機工業(6226) 【東証2部】 |
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会社URL | https://moriya-elevator.co.jp/ |
会社設立 | 1950年(72年目) |
狙い目証券会社 | SMBC日興証券(主幹事)、マネックス証券、SBI証券、auカブコム証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 770円 |
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仮条件 | 730円 ~810円 |
公募価格 | 810円 |
初値予想(独自) | 745円 ~1,100円(3月9日時点) |
初値 | 820円 (公募価格比+10円 +1.2%) |
・想定価格770円に対して、PER12.31倍、PBR2.2倍、配当利回り0.57%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益62.6円、1株あたり純資産349.6円、1株あたり配当金4.4円。)
・引受価額に伴い、初値予想を「700円 ~1,100円(2月14日時点)」から「745円 ~1,100円(3月9日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 3月2日(水)~3月8日(火) |
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当選発表日 | 3月9日(水) |
購入申込期間 | 3月10日(木)~3月15日(火) |
上場日 | 3月17日(木) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 2,130,000株 |
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売出株数(OA含む) | 2,769,000株 |
当選株数合計 | 4,899,000株 |
・当選株数は4,899,000株。売買単位が100株なので、当たりは計48,990枚。
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | SMBC日興証券 | 90.43% | 4,430,400株 | 44,304枚 | 4,430枚 |
幹事 | 東海東京証券 | 2.61% | 127,800株 | 1,278枚 | 127枚 |
三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
2.61% | 127,800株 | 1,278枚 | 127枚 | |
みずほ証券 | 2.61% | 127,800株 | 1,278枚 | 127枚 | |
マネックス証券 | 0.87% | 42,600株 | 426枚 | 426枚 | |
SBI証券 | 0.87% | 42,600株 | 426枚 | 191枚 |
・SMBC日興証券(主幹事)、マネックス証券、SBI証券から当選のチャンス。
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(2月16日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(2月22日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
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(株)M2W | 35.28% | 180日間 |
守谷 貞夫(社長) | 19.05% | 180日間 |
守谷 順子 | 14.95% | 180日間 |
濵 芽久実 | 7.70% | 180日間 |
戸塚 昌代 | 7.38% | 180日間 |
守谷 和香子 | 7.38% | 180日間 |
(株)横浜銀行 | 1.86% | 継続保有 |
日本生命保険相互会社 | 1.40% | 継続保有 |
MTE従業員持株会 | 1.31% | 180日間 |
朝日生命保険相互会社 | 0.93% | 継続保有 |
企業業績のデータ(5年分)
※2020年3月に、株式1株につき5株の分割を実施。
・2022年3月期は、第3四半期時点で売上9,896百万円、経常利益1,257百万円を達成しています。IPOで得た資金は、工場の新設及び生産設備の更新・合理化投資など、DX(デジタルトランスフォーメーション)および、システム化投資、本社部門の一部移転などの費用、人材採用にともなう人件費および借入金の返済に充てる予定です。
管理人からのコメント
守谷輸送機工業(6226)は、主に荷物用エレベーターを取りあつかう企業です。エレベーターの開発から設計、製造、施工、保守までを一貫しておこなっており、荷物用エレベーター分野では業界トップのシェアです。
業績は安定していますが、直近はやや伸び悩んでいます。歴史のある企業なので、この先の急激な成長は期待できそうにありません。さらに東証2部への上場ということで注目度が低く、事業内容も人気化しにくいテーマなので、初値の大幅な上昇はむずかしいでしょう。直近の市場の不安定さもあり、厳しい展開が予想されます。
ネット証券ではSMBC日興証券(主幹事)、マネックス証券、SBI証券、auカブコム証券、DMM株から申込可能となっています。
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