クラシコム(7110)

 クラシコムの事業内容は「ECサイト『北欧、暮らしの道具店』における服飾雑貨などの販売事業」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額100.4億円、吸収金額34.9億円)です。 総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

クラシコムのホームページ画像
成長性 割安性
○ ○
話題性 総合評価?
○ c


基本情報

会社名 クラシコム(7110) 【東証グロース】
会社URL https://kurashi.com/
会社設立 2006年(16年目)
狙い目証券会社 SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券auカブコム証券DMM株SBIネオトレード証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,420円
仮条件? 1,340円 ~ 1,420円
公募価格? 1,420円
初値予想(独自) 1,420円 ~ 1,900円(7月15日時点)
初値? 1,520円 (公募価格比+100円 +7.0%)

・想定価格1,420円に対して、PER17.58倍、PBR3.84倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益80.8円、1株あたり純資産370.2円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件を受けて、初値予想を「1,550円 ~ 2,000円(7月1日時点)」から「1,420円 ~ 1,900円(7月15日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 7月20日(水)~7月26日(火)
当選発表日? 7月27日(水)
購入申込期間? 7月28日(木)~8月2日(火)
上場日? 8月5日(金)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 670,000株
売出株数(OA含む)? 1,788,700株
当選株数合計 2,458,700株

・当選株数は2,458,700株。売買単位が100株なので、当たりは計24,587枚
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 みずほ証券 88.28% 2,170,600株 21,706枚 2,170枚
幹事 三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
10.36% 254,600株 2,546枚 254枚
SBI証券 0.27% 6,700株 67枚 30枚
楽天証券 0.27% 6,700株 67枚 67枚
マネックス証券 0.27% 6,700株 67枚 67枚
松井証券 0.27% 6,700株 67枚 46枚
いちよし証券 0.27% 6,700株 67枚 0枚

SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券から当選のチャンス。
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(6月5日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(7月12日追記)
・その他、SBIネオトレード証券から申し込み可能となりました。(7月21日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
青木 耕平(社長) 75.50% 360日間
佐藤 友子 20.00% 360日間
青木 祐一郎 4.50%  

 

企業業績のデータ(5年分)

  2017年
7月
2018年
7月
2019年
7月
2020年
7月
2021年
7月
売上高(百万円)? 1,708 2,158 2,748 3,472 4,532
経常利益(百万円)? 256 315 414 561 797
当期純利益(百万円)? 79 219 293 375 571
純資産額 (百万円)? 296 515 808 1,182 1,753
1株あたりの純資産額(円)? 370,251 643,825 1,009,539 185 274
1株あたりの純利益(円)? 97,607 273,574 365,714 59 89
自己資本比率(%)? 43.7 54.2 58.7 59.3 70.7
自己資本利益率(%)? 30.7 54.0 44.2 37.7 38.9

※2020年7月期以降、株式1株につき8,000株の分割を反映。
・2022年7月期は、第3四半期時点で売上3,863百万円、経常利益626百万円を達成しています。IPOで得た資金は、人件費および採用費ならびに広告宣伝費に充てる予定です。

管理人からのコメント

 クラシコム(7110)、ヴィンテージの北欧食器などをあつかうECサイトからスタートし、今では、服飾・雑貨など北欧に関係しないものの、北欧カルチャーの本質に共感できるものをオリジナルブランド(全体の約50%)として販売しています。

 小売業としては高い利益率を維持できており、他の関連商品にはない価値をしっかり提供できていると思います。売上も右肩上がりで推移しており、今後の拡大も十分に期待できます。ただ、小売業はIPOのテーマとして強くなく、公開株数が多くいことから、総合的な需給を考えると、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

 ネット証券では、SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券auカブコム証券DMM株SBIネオトレード証券から申し込み可能となっています。

twitter@ipokiso_com
TwitterでもIPO情報を配信しています。フォローよろしくお願いします!

↑