エッジテクノロジー(4268)

(2022年2月8日追記)
・引受価額が「322円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「322円」付近で寄り付く可能性があります。

(2022年1月31日追記)
仮条件が想定価格を大幅に下回ったため、初値予想と総合評価を引き下げました

 エッジテクノロジーの事業内容は「AI実装の支援及びビッグデータ解析コンサルティング」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額73.2億円、吸収金額24.0億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「AI関連」、「想定価格が1,000円以下」、「SMBC日興証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見ると、初値の大幅な上昇は期待しづらいです。

エッジテクノロジーのホームページ画像
成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価?
○ D


基本情報

会社名 エッジテクノロジー(4268) 【東証マザーズ】
会社URL https://www.edge-tech.co.jp/
会社設立 2014年(8年目)
狙い目証券会社 SMBC日興証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券楽天証券松井証券DMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 690円
仮条件? 300円 ~ 350円
公募価格? 350円
初値予想(独自) 322円 ~ 550円(2月8日時点)
初値? 694円 (公募価格比+344円 +98.3%)

・想定価格690円に対して、PER306.54倍、PBR14.67倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益2.3円、1株あたり純資産47.0円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件が想定価格を大幅に下回ったため、初値予想を「850円 ~ 1,100円(1月14日時点)」から「250円 ~ 550円(1月31日時点)」に変更しました。
・引受価額に伴い、初値予想を「250円 ~ 550円(1月31日時点)」から「322円 ~ 550円(2月8日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 2月1日(火)~2月7日(月)
当選発表日? 2月8日(火)
購入申込期間? 2月9日(水)~2月15日(火)
上場日? 2月17日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 544,000株
売出株数(OA含む)? 2,862,900株
当選株数合計 3,406,900株

・当選株数は3,475,900株。売買単位が100株なので、当たりは計34,759枚
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。
・公募株数が「613,000株」から「544,000株」に変更しました。(2月8日追記)

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 SMBC日興証券 93.05% 2,899,900株 28,999枚 2,899枚
幹事 野村證券 4.35% 135,500株 1,355枚 135枚
SBI証券 1.56% 48,700株 487枚 219枚
楽天証券 0.43% 13,500株 135枚 135枚
いちよし証券 0.26% 8,100株 81枚 0枚
極東証券 0.17% 5,400株 54枚 0枚
松井証券 0.17% 5,400株 54枚 37枚

SMBC日興証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券楽天証券松井証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(1月25日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
住本 幸士(社長) 93.56% 180日間
島田 雄太 3.09% 180日間
治田 知明 1.20% 180日間
坂西 茂 0.39% 180日間
生澤 剛士 0.29% 180日間
田中 一誠 0.12% 180日間
久永 宏明 0.09% 180日間
大坪 将之 0.06% 180日間
長谷川 悠己 0.06% 180日間
藤井 亮輔 0.06% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2017年
4月
2018年
4月
2019年
4月
2020年
4月
2021年
4月
売上高(百万円)? 599 924 1,130 1,579 1,467
経常利益(百万円)? 36 30 30 63 36
当期純利益(百万円)? 26 1 △25 48 24
純資産額 (百万円)? 74 75 50 98 122
1株あたりの純資産額(円)? 94,618 96,227 64,432 10 12
1株あたりの純利益(円)? 33,578 1,609 △31,795 5 2
自己資本比率(%)? 29.6 15.0 8.5 18.5 28.6
自己資本利益率(%)? 43.1 1.7 - 65.0 21.7

※2020年4月期以降、株式1株につき1,000,000/777株の分割を反映。さらに、株式1株につき10株の分割を反映。
・2022年4月期は、第2四半期時点で売上958百万円、経常利益75百万円を達成しています。IPOで得た資金は、採用教育費・人件費および借入金の返済に充てる予定です。

管理人からのコメント

 エッジテクノロジー(4268)、AIソリューションサービス、AI教育サービス、AIプロダクトの開発・販売を展開しています。2021年4月期は、新型コロナウイルスの影響で業績が落ち込みましたが、2022年4月期は、第2四半期時点で売上958百万円、経常利益75百万円を達成しており、全体でみれば順調に成長していると言ってよいでしょう。

 IPOで人気化しやすいテーマを複数持っていますが、公開株数が多く、総合的な需給を考えると、初値の大幅な上昇は期待しづらいです。

 ネット証券では、SMBC日興証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券楽天証券松井証券DMM株から申し込み可能となっています。

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