大栄環境(9336)
(2022年12月5日追記)
・引受価額が「1,286.55円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「1,286円」付近で寄り付く可能性があります。
大栄環境の事業内容は「一般・産業廃棄物の収集運搬、中間処理・再資源化および最終処分を中心とする環境関連事業および有価資源リサイクル事業」で、東証プライム上場の超大型案件(想定時価総額1,207.5億円、吸収金額468.8億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「SMBC日興証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て初値の上昇は期待しづらいです。
基本情報
会社名 | 大栄環境(9336) 【東証プライム】 |
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会社URL | https://www.dinsgr.co.jp/ |
会社設立 | 1979年10月(44年目) |
狙い目証券会社 | SMBC日興証券(主幹事)、大和証券、SBI証券、野村證券、岩井コスモ証券、松井証券、楽天証券、岡三オンライン、CONNECT、auカブコム証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 1,270円 |
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仮条件 | 1,270円 ~ 1,350円 |
公募価格 | 1,350円 |
初値予想(独自) | 1,242円 ~ 1,600円(11月29日時点) |
初値 | 1,710円 (公募価格比+360円 +26.7%) |
・想定価格1,270円に対して、PER13.61倍、PBR1.96倍、配当利回り2.28%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益93.3円、1株あたり純資産649.3円、1株あたり配当金28.9円。)
・仮条件に伴い、初値予想を「1,168円 ~ 1,500円(11月9日時点)」から「1,242円 ~ 1,600円(11月29日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 11月29日(火)~12月2日(金) |
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当選発表日 | 12月5日(月) |
購入申込期間 | 12月6日(火)~12月9日(金) |
上場日 | 12月14日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 3,500,000株(国内:1750,000株 海外:1750,000株) |
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売出株数(OA含む) | 33,415,000株(国内:18,553,200株 海外:14,861,800株) |
当選株数合計 | 36,915,000株(国内:20,303,200株 海外:16,611,800株) |
・当選株数は20,303,200株。売買単位が100株なので、当たりは計203,032枚。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
・売り出し株数が
「33,415,000株(国内:20,399,000株 海外:13,016,000株)」から「33,415,000株(国内:18,553,200株 海外:14,861,800株)」へ変更しました。(12月5日追記)
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | SMBC日興証券 | 86.50% | 17,479,300株 | 174,793枚 | 17,479枚 |
幹事 | 三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
4.05% | 818,500株 | 8,185枚 | 818枚 |
大和証券 | 3.71% | 750,300株 | 7,503枚 | 750枚 | |
SBI証券 | 1.69% | 341,000株 | 3,410枚 | 1,534枚 | |
野村證券 | 1.35% | 272,800株 | 2,728枚 | 272枚 | |
岡三証券 | 1.35% | 272,800株 | 2,728枚 | 272枚 | |
岩井コスモ証券 | 0.67% | 136,400株 | 1,364枚 | 136枚 | |
松井証券 | 0.34% | 68,200株 | 682枚 | 477枚 | |
楽天証券 | 0.34% | 68,200株 | 682枚 | 682枚 |
・SMBC日興証券(主幹事)、大和証券、SBI証券、野村證券、岩井コスモ証券、松井証券、楽天証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(11月10日追記)
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(11月14日追記)
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(11月15日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(11月21日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
ウイングトワ(株) | 98.28% | 180日間 |
大栄環境従業員持株会 | 1.30% | 継続保有 |
金子 文雄(社長) | 0.05% | 180日間 |
井上 吉一 | 0.05% | 180日間 |
大田 成幸 | 0.05% | 180日間 |
篠原 啓二 | 0.05% | 180日間 |
東井 基光 | 0.02% | 180日間 |
石川 光一 | 0.02% | 180日間 |
出射 邦彦 | 0.02% | 180日間 |
下田 守彦 | 0.02% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2020年3月期まで単独決算。2021年3月期から連結決算。
※2021年3月期以降、株式1株につき500株の分割を反映。
・2023年3月期は、第2四半期時点で売上32,492百万円、経常利益7,326百万円を達成しています。IPOで得た資金は、設備投資資金4,578百万円、および、設備投資資金として使用することを目的とした連結子会社への融資5,000百万円に充てる予定です。
管理人からのコメント
大栄環境(9336)、産業廃棄物を収集し、中間処理をおこない、再生利用できるものを再資源化して販売し、再生利用できないものを最終処分しています。事業拠点は、近畿エリアを中心に、関東エリア、北海道、熊本県に展開しています。成長戦略としてM&Aを上げています。実績としては、現在の連結子会社29社のうち、17社をM&Aしています。
事業内容的に、将来も安定した需要が期待でき、IPOで調達した資金によるM&Aである程度の成長も期待できます。ただ、IPO的に見ると、事業内容が地味目で人気化することはないでしょう。また、公開株数が非常に多く、需給的にも初値が上がりづらくなっています。総合的に見て、初値の上昇は期待しづらいです。
ネット証券では、SMBC日興証券(主幹事)、大和証券、SBI証券、野村證券、岩井コスモ証券、松井証券、楽天証券、岡三オンライン、CONNECT、auカブコム証券、DMM株から申し込み可能となっています。
(11月10日追記)
同日にスカイマーク(9204)が上場することになり、需給環境が悪化しました。
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