アソインターナショナル(9340)
アソインターナショナルの事業内容は「矯正用歯科技工物の製造・販売」で、東証スタンダード上場の中型案件(想定時価総額40.5億円、吸収金額15.6億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」、「SMBC日興証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | アソインターナショナル(9340) 【東証スタンダード】 |
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会社URL | https://www.aso-inter.co.jp/ |
会社設立 | 1988年5月(35年目) |
狙い目証券会社 | SMBC日興証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券、楽天証券、DMM株、SBIネオトレード証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 835円 |
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仮条件 | 835円 ~ 870円 |
公募価格 | 870円 |
初値予想(独自) | 870円 ~ 1,200円(12月8日時点) |
初値 | 1,001円 (公募価格比+131円 +15.1%) |
・想定価格835円に対して、PER11.51倍、PBR1.84倍、配当利回り2.59%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益72.5円、1株あたり純資産453.0円、1株あたり配当金21.6円。)
・仮条件に伴い、初値予想を「835円 ~ 1,200円(11月18日時点)」から「870円 ~ 1,200円(12月8日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 12月8日(木)~12月14日(水) |
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当選発表日 | 12月15日(木) |
購入申込期間 | 12月16日(金)~12月21日(水) |
上場日 | 12月23日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 850,000株 |
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売出株数(OA含む) | 1,013,000株 |
当選株数合計 | 1,863,000株 |
・当選株数は1,863,000株。売買単位が100株なので、当たりは計18,630枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | SMBC日興証券 | 88.70% | 1,652,400株 | 16,524枚 | 1,652枚 |
幹事 | 野村證券 | 4.35% | 81,000株 | 810枚 | 81枚 |
みずほ証券 | 3.48% | 64,800株 | 648枚 | 64枚 | |
SBI証券 | 1.74% | 32,400株 | 324枚 | 145枚 | |
東海東京証券 | 0.87% | 16,200株 | 162枚 | 16枚 | |
楽天証券 | 0.87% | 16,200株 | 162枚 | 162枚 |
・SMBC日興証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券、楽天証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(12月1日追記)
・その他、SBIネオトレード証券から申し込み可能となりました。(12月9日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
株式会社ASO | 66.78% | 180日間 |
阿曽 敏正(社長) | 28.62% | 180日間 |
内山 淳 | 0.69% | 180日間 |
詫麻 礼久 | 0.67% | 180日間 |
曽我 雄作 | 0.59% | 180日間 |
小林 隆子 | 0.59% | 180日間 |
加来 裕一 | 0.54% | 180日間 |
平野 拓幹 | 0.54% | 180日間 |
千葉 実 | 0.44% | 180日間 |
古川 一也 | 0.16% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2020年6月期まで単独決算。2021年6月期から連結決算。
※2020年6月期以降、株式1株につき1,000株の分割を反映。
※2021年6月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2022年6月期は、第1四半期時点で売上837百万円、経常利益139百万円を達成しています。IPOで得た資金は、生産性向上を図るための3Dプリンターの購入ならびに、受発注管理システムの構築にかかわる設備資金の一部に充てる予定です。
管理人からのコメント
アソインターナショナル(9340)、矯正歯科治療が必要な方に、オーダーメイドの歯科技工物を中心とした製品を提供しています。2022年10月末時点において、グループ外部の協力パートナーとして51カ所の歯科技工所と取引があり、内製と外注による製造のバランスを取っています。直近の業績推移を見ると、売上が頭打ち気味で、成長性はあまり感じられません。
公開株数はやや多めですが、主要大株主には期間でロックアップがかかっています。事業内容がIPO的にやや弱い印象があり、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。なお、同日に同じ医療系のGENOVA(9341)も上場することになっており、買いが集まりにくくなっています。
ネット証券では、SMBC日興証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券、楽天証券、DMM株、SBIネオトレード証券から申し込み可能となっています。
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