スパイダープラス(4192)
スパイダープラスの事業内容は「建設業を主な対象とした建築図面・現場管理アプリ『SPIDERPLUS』の開発・販売」で、東証マザーズ上場の大型案件(想定時価総額321.3億円、吸収金額88.8億円)です。
規模的に重い案件で、総合的な需給を考えると、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | スパイダープラス(4192) 【東証マザーズ】 |
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会社URL | https://spiderplus.co.jp/ |
狙い目証券会社 | 野村證券(主幹事)、大和証券(副幹事)、SBI証券、岩井コスモ証券、 SMBC日興証券、CONNECT、auカブコム証券、岡三オンライン証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 1,010円 |
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仮条件 | 1,010円 ~ 1,160円 |
公募価格 | 1,160円 |
初値予想(独自) | 1,160円 ~ 1,650円(3月22日時点) |
初値 | 1,722円 (公募価格比+562円 +48.4%) |
・想定価格1,010円に対して、PER508.79倍、PBR9.68倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益2.0円、1株あたり純資産104.3円、1株あたり配当金-円。)
・公募価格に伴い、初値予想を「1,100円 ~ 1,500円(2月24日時点)」から「1,160円 ~ 1,650円(3月22日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 3月15日(月)~3月18日(木) |
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当選発表日 | 3月19日(金) |
購入申込期間 | 3月22日(月)~3月25日(木) |
上場日 | 3月30日(火) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 3,220,000株 |
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売出株数(OA含む) | 5,571,900株 |
当選株数合計 | 8,791,900株 |
・当選株数は8,791,900株。売買単位が100株なので、当たりは計87,919枚。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 野村證券 | 86.96% | 7,645,300株 | 76,453枚 | 7,645枚 |
幹事 | 大和証券 | 8.70% | 764,500株 | 7,645枚 | 1,146枚 |
SBI証券 | 1.74% | 152,900株 | 1,529枚 | 688枚 | |
いちよし証券 | 0.43% | 38,200株 | 382枚 | 3枚 | |
岩井コスモ証券 | 0.43% | 38,200株 | 382枚 | 38枚 | |
SMBC日興証券 | 0.43% | 38,200株 | 382枚 | 38枚 | |
岡三証券 | 0.43% | 38,200株 | 382枚 | 38枚 | |
みずほ証券 | 0.43% | 38,200株 | 382枚 | 38枚 | |
三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
0.43% | 38,200株 | 382枚 | 38枚 |
・野村證券(主幹事)、大和証券(副幹事)、SBI証券、岩井コスモ証券、SMBC日興証券から当選のチャンス。
・岡三証券が幹事なので、後から岡三オンライン証券の取り扱いも発表される可能性があります。
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(2月26日追記)
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(3月1日追記)
・その他、岡三オンライン証券から申し込み可能となりました。(3月5日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(3月8日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
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伊藤 謙自(社長) | 59.24% | 90日間 |
(株)CHIYOMARU STUDIO | 6.16% | 90日間 |
DCIベンチャー成長支援投資事業有限責任組合 | 5.53% | 90日間 1.5倍 |
安藤 龍平 | 4.56% | 90日間 |
増田 寛雄 | 2.81% | 90日間 |
大村 幸寛 | 2.71% | 90日間 |
野田 隆正 | 1.96% | 90日間 |
吉田 淳也 | 1.78% | 90日間 |
鈴木 雅人 | 1.53% | 90日間 |
村商(株) | 1.27% | 90日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2016年に決算月が9月から12月へ変更。
※2017年12月期以降、株式1株につき912株の分割を反映。
・2020年12月期は、第3四半期時点で売上1,454百万円、経常利益179百万円を達成しています。IPOで得た資金は、システムリニューアル費、運転資金、広告宣伝費、借入金返済、採用費および人件費、システム開発費に充てる予定です。
管理人からのコメント
スパイダープラス(4192)、建設業における労働者数は年々減っており、それにともなって、より効率的に業務をおこなうためのIT投資額が増えています。「SPIDERPLUS」の契約ID数も右肩上がりで増加しており、今後の成長が十分に期待できます。ただ、公開株数が極めて多く、需給的に初値が上がりにくくなっており、総合的に見て、小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、野村證券(主幹事)、大和証券(副幹事)、SBI証券、岩井コスモ証券、SMBC日興証券、CONNECT、auカブコム証券、岡三オンライン証券、DMM株から申し込み可能となっています。同日に、大型のAppier Group(4180)も上場することになっており、買いがより集まりづらくなっています。
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