シキノハイテック(6614)

 シキノハイテックの事業内容は「半導体検査装置の開発・製造」で、JASDAQスタンダード上場の小型案件(想定時価総額16.2億円、吸収金額5.5億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」の案件ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

シキノハイテックのホームページ画像
成長性 割安性
△ ○
話題性 総合評価?
△ c


基本情報

会社名 シキノハイテック(6614) 【JASDAQスタンダード】
会社URL https://www.shikino.co.jp/
狙い目証券会社 野村證券(副幹事)、大和証券SMBC日興証券SBI証券
マネックス証券
CONNECTDMM株楽天証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 390円
仮条件? 360円 ~ 390円
公募価格? 390円
初値予想(独自) 430円 ~ 600円(2月18日時点)
初値? 1,221円 (公募価格比+831円 +213.1%)

・想定価格390円に対して、PER14.21倍、PBR1.49倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益27.4円、1株あたり純資産261.1円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 3月8日(月)~3月12日(金)
当選発表日? 3月15日(月)
購入申込期間? 3月16日(火)~3月19日(金)
上場日? 3月24日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 1,150,000株
売出株数(OA含む)? 257,000株
当選株数合計 1,407,000株

・当選株数は1,407,000株。売買単位が100株なので、当たりは計14,070枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 みずほ証券 91.28% 1,284,300株 12,843枚 1,284枚
幹事 野村證券 3.93% 55,300株 553枚 55枚
大和証券 2.18% 30,700株 307枚 46枚
SMBC日興証券 1.31% 18,400株 184枚 18枚
SBI証券 1.04% 14,700株 147枚 66枚
マネックス証券 0.26% 3,600株 36枚 36枚

野村證券(副幹事)、大和証券SMBC日興証券SBI証券マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(2月19日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(3月1日追記)
・その他、楽天証券から申し込み可能となりました。(3月9日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
塚田 隆 12.76% 180日間
シキノハイテック従業員持株会 10.80% 180日間
浜田 満広(社長) 6.83% 180日間
名古屋中小企業投資育成(株) 6.57% 180日間
ほくほくキャピタル(株) 4.58% 180日間
岸 和彦 4.55% 180日間
宮本 和子 4.49% 180日間
志貴野メッキ(株) 4.46% 180日間
広田 文男 3.56% 180日間
宮本 幸男 3.53% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2016年
2月
2017年
2月
2018年
2月
2019年
2月
2020年
2月
売上高(百万円)? 4,073 4,952 5,272 4,678 4,532
経常利益(百万円)? 18 253 402 170 235
当期純利益(百万円)? △121 △529 528 121 114
純資産額 (百万円)? 426 △137 454 558 677
1株あたりの純資産額(円)? 1,521 △490 1,513 186 226
1株あたりの純利益(円)? △432 △1,891 1,872 40 38
自己資本比率(%)? 13.8 △4.0 13.9 17.1 21.1
自己資本利益率(%)? - - 333.3 23.9 18.5

※2019年2月期以降、株式1株につき10株の分割を反映。
・2021年2月期は、第3四半期時点で売上3,200百万円、経常利益98百万円を達成しています。IPOで得た資金は、設備資金、研究開発、人材採用費および人件費に充てる予定です。

管理人からのコメント

 シキノハイテック(6614)、半導体関連はIPOのテーマとしては弱いです。直近の業績推移を見ても、頭打ち気味で、将来性にはやや不安があります。手ごろな想定価格から買いが入りやすくなっていますが、仕掛け的な買いを入れるには、やや人気面に不安があります。総合的な需給を考えると、小幅な上昇にとどまると予想します。

 ネット証券では、野村證券(副幹事)、大和証券SMBC日興証券SBI証券マネックス証券CONNECTDMM株楽天証券から申し込み可能となっています。

(2月19日追記)
同日にSharing Innovations(4178)が上場することになり、買いが少し集まりにくくなりました。

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