レナサイエンス(4889)
(9月14日追記)
・引受価額が「616.4円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「616円」付近で寄り付く可能性があります。
レナサイエンスの事業内容は「医療現場の課題を解決するため、多様なモダリティ(医薬品、医療機器、人工知能(AI)など)を活用して新たな医療ソリューションを研究開発する」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額77.3億円、吸収金額21.4億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」、「SMBC日興証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値の上昇は期待しづらいです。
基本情報
会社名 | レナサイエンス(4889) 【東証マザーズ】 |
---|---|
会社URL | https://www.renascience.co.jp/ |
狙い目証券会社 | SMBC日興証券(主幹事)、大和証券(副幹事)、SBI証券、CONNECT、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格![]() |
630円 |
---|---|
仮条件![]() |
630円 ~ 670円 |
公募価格![]() |
670円 |
初値予想(独自) | 616円 ~ 900円(9月14日時点) |
初値![]() |
976円 (公募価格比+306円 +45.7%) |
・想定価格630円に対して、PER-倍、PBR4.18倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益-8.2円、1株あたり純資産150.6円、1株あたり配当金-円。)
・引受価額に伴い、初値予想を「580円 ~ 900円(8月18日時点)」から「616円 ~ 900円(9月14日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間![]() |
9月7日(火)~9月13日(月) |
---|---|
当選発表日![]() |
9月14日(火) |
購入申込期間![]() |
9月15日(水)~9月21日(火) |
上場日![]() |
9月24日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数![]() |
2,240,000株 |
---|---|
売出株数(OA含む)![]() |
1,154,100株 |
当選株数合計 | 3,394,100株 |
・当選株数は3,394,100株。売買単位が100株なので、当たりは計33,941枚。
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率![]() |
割当株数 ![]() |
当選本数 (枚) ![]() |
完全抽選本数 (予想) ![]() |
|
主幹事 | SMBC日興証券 | 74.79% | 2,538,300株 | 25,383枚 | 2,538枚 |
幹事 | 大和証券 | 13.04% | 442,700株 | 4,427枚 | 442枚 |
SBI証券 | 8.69% | 295,100株 | 2,951枚 | 1,327枚 | |
極東証券 | 0.87% | 29,500株 | 295枚 | 0枚 | |
東洋証券 | 0.87% | 29,500株 | 295枚 | 0枚 | |
いちよし証券 | 0.87% | 29,500株 | 295枚 | 2枚 | |
丸三証券 | 0.87% | 29,500株 | 295枚 | 29枚 |
・SMBC日興証券(主幹事)、大和証券(副幹事)、SBI証券から当選のチャンス。
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(8月19日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(8月31日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
宮田敏男 | 34.05% | 180日間 |
大和日台バイオベンチャー投資事業有限責任組合 | 23.31% | 90日間 1.5倍 |
宮田あや | 11.95% | 180日間 |
宮田萌美 | 10.45% | 180日間 |
加藤敬子 | 5.97% | 180日間 |
宮田光世 | 4.78% | 180日間 |
THVP-1号投資事業有限責任組合 | 3.58% | 90日間 1.5倍 |
SMBC社会課題解決投資事業有限責任組合 | 1.49% | 継続保有 |
KSP5号投資事業有限責任組合 | 1.19% | 90日間 1.5倍 |
宮田一慶 | 1.19% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2019年3月期以降、株式1株につき200株の分割を反映。
※2020年3月期以降、株式1株につき300株の分割を反映。
・2022年3月期は、第1四半期時点で売上31百万円、経常利益-33百万円となっています。IPOで得た資金は、多様なモダリティへの展開、研究機関との基礎研究での共同開発、グローバルでの医師主導治験、臨床開発ステージの高度化に充てる予定です。
管理人からのコメント
レナサイエンス(4889)、多くのモダリティ(医薬品、医療機器、人工知能(AI)など)を外部研究者に提供し、それらを用いて研究してもらい、そこで得られた成果を事業化しています。現在は、まだまだ先行投資の段階で赤字が続いています。正直、この先どうなるかは予想できません。
供給面を見ると、公開株数は多いですが、想定価格は低く、規模的にはやや小さめです。加えて、持ち株を売りに出しやすいベンチャー企業大株主に対して、公募価格比1.5倍のロックアップがかかっています。そこまでゆるいわけではありませんが、期待できる需要を考えると、初値は公募割れの展開も考えられます。
ネット証券では、SMBC日興証券(主幹事)、大和証券(副幹事)、SBI証券、CONNECT、DMM株から申し込み可能となっています。
@ipokiso_com
TwitterでもIPO情報を配信しています。フォローよろしくお願いします!
IPO企業情報の一覧表へ戻る
IPO向けネット証券比較へ進む