プロジェクトカンパニー(9246)
(2021年9月8日追記)
仮条件を受けて、初値予想と総合評価を引き下げました
プロジェクトカンパニーの事業内容は「デジタルを活用した新規事業開発、既存事業におけるデジタルを活用した業務効率化、デジタルマーケティング戦略の立案、スマホアプリのUI/UXの改善などのコンサルティング事業」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額142.7億円、吸収金額32.8億円)です。統計的に初値の上がりやすい「SBI証券が主幹事」案件ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | プロジェクトカンパニー(9246) 【東証マザーズ】 |
---|---|
会社URL | https://www.projectcompany.co.jp/ |
狙い目証券会社 | SBI証券(主幹事)、岩井コスモ証券、松井証券、SBIネオトレード証券、岡三オンライン証券、SBIネオトレード証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 2,650円 |
---|---|
仮条件 | 2,570円 ~ 2,650円 |
公募価格 | 2,650円 |
初値予想(独自) | 2,650円 ~ 3,500円(9月8日時点) |
初値 | 3,500円 (公募価格比+850円 +32.1%) |
・想定価格2,650円に対して、PER125.2倍、PBR10.99倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益21.2円、1株あたり純資産241.2円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件に伴い、初値予想を「3,200円 ~ 4,000円(8月24日時点)」から「2,650円 ~ 3,500円(9月8日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 9月9日(木)~9月15日(水) |
---|---|
当選発表日 | 9月16日(木) |
購入申込期間 | 9月17日(金)~9月24日(金) |
上場日 | 9月29日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 342,000株 |
---|---|
売出株数(OA含む) | 894,800株 |
当選株数合計 | 1,236,800株 |
・当選株数は1,236,800株。売買単位が100株なので、当たりは計12,368枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | SBI証券 | 87.81% | 1,086,000株 | 10,860枚 | 4,887枚 |
幹事 | 岡三証券 | 2.61% | 32,300株 | 323枚 | 32枚 |
藍澤證券 | 1.74% | 21,500株 | 215枚 | 0枚 | |
岩井コスモ証券 | 1.74% | 21,500株 | 215枚 | 21枚 | |
水戸証券 | 1.74% | 21,500株 | 215枚 | 0枚 | |
エイチ・エス証券 | 0.87% | 10,800株 | 108枚 | 10枚 | |
極東証券 | 0.87% | 10,800株 | 108枚 | 0枚 | |
東洋証券 | 0.87% | 10,800株 | 108枚 | 0枚 | |
松井証券 | 0.87% | 10,800株 | 108枚 | 75枚 | |
むさし証券 | 0.87% | 10,800株 | 108枚 | 10枚 |
・SBI証券(主幹事)、岩井コスモ証券、松井証券から当選のチャンス。
※SBI証券が主幹事のときは、IPOチャレンジポイントを活用して当選をねらいましょう!
・その他、岡三オンライン証券から申し込み可能となりました。(8月26日追記)
・その他、SBIネオトレード証券から申し込み可能となりました。(8月26日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(9月2日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
土井 悠之介(社長) | 35.39% | 180日間 |
伊藤 翔太 | 35.39% | 180日間 |
新宅 央 | 4.54% | 180日間 |
SBIホールディングス㈱ | 4.27% | |
SBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合 | 2.73% | |
SBI Ventures Two㈱ | 2.18% | |
鑓水 葵 | 1.82% | |
古瀬 豪 | 1.45% | 180日間 |
江竜 寛之 | 1.40% | 180日間 |
髙木 秀邦 | 1.22% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2019年12月期以降、株式1株につき10株の分割を反映。
・2021年12月期は、第2四半期時点で売上910百万円、経常利益230百万円を達成しています。IPOで得た資金は、人材採用および育成費、新規事業の検討および開発、オフィスの増床、借入金の返済に充てる予定です。
管理人からのコメント
プロジェクトカンパニー(9246)、2020年12月期における売上構成は、コンサルティングサービスが59.8%、マーケティングサービスが27.4%、UI/UXサービスが12.8%となっています。UI/UXサービスは、ユーザーの操作を録画し、その動画・音声、およびアンケートでの調査結果をもとに、改善案を提供します。業績は右肩上がりで伸びており、今後の成長も十分に期待できます。
一方、供給面を見ると、公開株数は多めで、大株主であるベンチャーキャピタルにロックアップがかかっていないので、ゆるくなっています。総合的な需給を考えると、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、SBI証券(主幹事)、岩井コスモ証券、松井証券、岡三オンライン証券、SBIネオトレード証券、DMM株から申し込み可能となっています。
(8月25日追記)
同日にセーフィー(4375)が上場することになり、買いが集まりにくくなりました。
@ipokiso_com
TwitterでもIPO情報を配信しています。フォローよろしくお願いします!
IPO企業情報の一覧表へ戻る
IPO向けネット証券比較へ進む