ワンキャリア(4377)
ワンキャリアの事業内容は「キャリアデータプラットフォームを活用した採用DX支援サービスの提供と就職支援メディア『ONE CAREER』および『ONE CAREER PLUS』の運営」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額114.2億円、吸収金額27.1億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「SMBC日興証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | ワンキャリア(4377) 【東証マザーズ】 |
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会社URL | https://onecareer.co.jp/ |
狙い目証券会社 | SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券、岩井コスモ証券、岡三オンライン証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 2,040円 |
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仮条件 | 2,040円 ~ 2,090円 |
公募価格 | 2,090円 |
初値予想(独自) | 2,090円 ~ 3,100円(9月17日時点) |
初値 | 2,500円 (公募価格比+410円 +19.6%) |
・想定価格2,040円に対して、PER166.93倍、PBR9.33倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益12.2円、1株あたり純資産218.7円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件に伴い、初値予想を「2,040円 ~ 3,100円(9月2日時点)」から「2,090円 ~ 3,100円(9月17日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 9月21日(火)~9月28日(火) |
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当選発表日 | 9月29日(水) |
購入申込期間 | 9月30日(木)~10月5日(火) |
上場日 | 10月7日(木) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 600,000株 |
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売出株数(OA含む) | 729,600株 |
当選株数合計 | 1,329,600株 |
・当選株数は1,329,600株。売買単位が100株なので、当たりは計13,296枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | SMBC日興証券 | 91.34% | 1,214,400株 | 12,144枚 | 1,214枚 |
幹事 | SBI証券 | 3.47% | 46,200株 | 462枚 | 207枚 |
みずほ証券 | 1.74% | 23,100株 | 231枚 | 23枚 | |
楽天証券 | 0.86% | 11,500株 | 115枚 | 115枚 | |
極東証券 | 0.86% | 11,500株 | 115枚 | 0枚 | |
岩井コスモ証券 | 0.86% | 11,500株 | 115枚 | 11枚 | |
いちよし証券 | 0.43% | 5,700株 | 57枚 | 0枚 | |
岡三証券 | 0.43% | 5,700株 | 57枚 | 5枚 |
・SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券、岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンライン証券から申し込み可能となりました。(9月3日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(9月13日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
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宮下尚之(社長) | 74.21% | 180日間 |
長澤有紘 | 6.71% | 180日間 |
UBV Fund-Ⅰ投資事業有限責任組合 | 4.60% | 90日間 1.5倍 |
(株)SMBC信託銀行(特定金外信 PKSHA SPARXアルゴリズム1号) | 4.60% | 90日間 1.5倍 |
(株)AMG | 2.30% | 90日間 1.5倍 |
北野唯我 | 1.65% | |
佐藤裕介 | 0.92% | 180日間 |
長谷川嵩明 | 0.92% | |
田中晋太朗 | 0.64% | |
美澤臣一 | 0.46% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2017年に期末月を3月から12月へ変更。
※2019年12月期以降、株式1株につき5株の分割を反映。
・2021年12月期は、第2四半期時点で売上1,027百万円、経常利益329百万円を達成しています。IPOで得た資金は、広告宣伝費、データ、コンテンツ収集および制作への外注費、技術研究およびシステム開発への人件費および外注費など、採用広告費、借入金返済に充てる予定です。
管理人からのコメント
ワンキャリア(4377)、これまで求職者が複数のチャネル(求人サイト、企業の採用ページ、在職者との面談、会社説明会)を経由して得られる情報を、まとめて1箇所で得られるようにしたプラットフォームを運営し、そこからサービスを展開しています。業績推移を見ると、売上が右肩上がり急拡大しており、今後の成長性も十分に感じられ、それなりの需要が期待できます。
ただ、公開株数は多めで、さらに大株主にいるベンチャーキャピタルのロックアップが公募価格比1.5倍で外れることから、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券、岩井コスモ証券、岡三オンライン証券、DMM株から申し込み可能となっています。
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