デリバリーコンサルティング(9240)
(7月19日追記)
・引受価額が「874円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「874円」付近で寄り付く可能性があります。
(7月9日追記)
仮条件が想定価格を大きく下回ったので、初値予想と総合評価を引き下げました
デリバリーコンサルティングの事業内容は「テクノロジーコンサルティング」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額51.2億円、吸収金額14.8億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「SMBC日興証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまりそうです。
基本情報
会社名 | デリバリーコンサルティング(9240) 【東証マザーズ】 |
---|---|
会社URL | https://www.deliv.co.jp/ |
狙い目証券会社 | SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券、楽天証券、松井証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 1,130円 |
---|---|
仮条件 | 850円 ~ 950円 |
公募価格 | 950円 |
初値予想(独自) | 874円 ~ 1,100円(7月19日時点) |
初値 | 1,472円 (公募価格比+522円 +54.9%) |
・想定価格1,130円に対して、PER44.72倍、PBR16.0倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益25.3円、1株あたり純資産70.6円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件が想定価格を大きく下回ったので、初値予想を「1,300円 ~ 1,700円(6月24日時点)」から「830円 ~ 1,100円(7月9日時点)」に変更しました。
・引受価額に伴い、初値予想を「830円 ~ 1,100円(7月9日時点)」から「874円 ~ 1,100円(7月19日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 7月12日(月)~7月16日(金) |
---|---|
当選発表日 | 7月19日(月) |
購入申込期間 | 7月20日(火)~7月27日(火) |
上場日 | 7月29日(木) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 150,000株 |
---|---|
売出株数(OA含む) | 1,158,700株 |
当選株数合計 | 1,308,700株 |
・当選株数は1,308,700株。売買単位が100株なので、当たりは計13,087枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | SMBC日興証券 | 91.34% | 1,195,400株 | 11,954枚 | 1,195枚 |
幹事 | SBI証券 | 4.35% | 56,900株 | 569枚 | 256枚 |
みずほ証券 | 0.86% | 11,300株 | 113枚 | 11枚 | |
東洋証券 | 0.86% | 11,300株 | 113枚 | 0枚 | |
いちよし証券 | 0.86% | 11,300株 | 113枚 | 1枚 | |
楽天証券 | 0.86% | 11,300株 | 113枚 | 113枚 | |
極東証券 | 0.43% | 5,600株 | 56枚 | 0枚 | |
松井証券 | 0.43% | 5,600株 | 56枚 | 39枚 |
・SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券、楽天証券、松井証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(7月5日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
阪口 琢夫(社長) | 48.41% | 180日間 |
(株)メディアシーク | 27.75% | 90日間 1.5倍 |
MFアセット(株) | 9.86% | 180日間 |
トランス・コスモス(株) | 6.86% | 90日間 1.5倍 |
伊藤 享弘 | 1.14% | 180日間 |
木村 卓司 | 1.14% | 180日間 |
高橋 昌樹 | 1.14% | 180日間 |
齋藤 敦 | 0.58% | 180日間 |
土井 祐史 | 0.46% | 180日間 |
水野 悠介 | 0.37% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2019年7月期まで単独決算。2020年7月期から連結決算。
※2018年7月期以降、株式1株につき10株の分割を反映。
※2019年7月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2021年7月期は、第3四半期時点で売上1,327百万円、経常利益218百万円を達成しています。IPOで得た資金は、採用教育費、教育機関における人件費、借入金の返済に充てる予定です。
管理人からのコメント
デリバリーコンサルティング(9240)、データとデジタル技術を活用して、製品やサービス、ビジネスモデルを変革する「デジタルトランスフォーメーション」が、主な事業です。直近の業績推移を見ると、売上は右肩上がりで伸びていますが、利益がやや不安定です。2021年7月期は、3月末時点で経常利益218百万円を達成しているので、見かけ上は上場後も伸びていきそうですが、強い買い需要は期待しづらいです。
公開株数がやや多めな点を考えると、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券、楽天証券、松井証券、DMM株から申し込み可能となっています。
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