シイエヌエス(4076)

 シイエヌエスの事業内容は「システムエンジニアリングサービス」で、東証マザーズ上場の小型案件(想定時価総額46.7億円、吸収金額9.9億円)です。

成長性 割安性
○ ○
話題性 総合評価?
○ b


基本情報

会社名 シイエヌエス(4076) 【東証マザーズ】
会社URL https://www.cns.co.jp/
狙い目証券会社 岩井コスモ証券(副幹事)、SBI証券松井証券岡三オンライン証券DMM株楽天証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,650円
仮条件? 1,700円 ~ 1,940円
公募価格? 1,940円
初値予想(独自) 2,300円 ~ 3,500円(8月3日時点)
初値? 3,010円 (公募価格比+1,070円 +55.2%)

・想定価格1,650円に対して、PER14.34倍、PBR2.13倍、配当利回り1.34%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益115.0円、1株あたり純資産776.1円、1株あたり配当金22.2円。)
・仮条件に伴い、初値予想を「2,000円 ~ 3,200円(7月15日時点)」から「2,300円 ~ 3,500円(8月3日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 8月4日(水)~8月11日(水)
当選発表日? 8月12日(木)
購入申込期間? 8月13日(金)~8月18日(水)
上場日? 8月20日(金)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 320,000株
売出株数(OA含む)? 278,000株
当選株数合計 598,000株

・当選株数は598,000株。売買単位が100株なので、当たりは計5,980枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 東海東京証券 91.30% 546,000株 5,460枚 546枚
幹事 岩井コスモ証券 1.74% 10,400株 104枚 10枚
SBI証券 1.74% 10,400株 104枚 46枚
松井証券 1.74% 10,400株 104枚 72枚
水戸証券 1.30% 7,800株 78枚 0枚
東洋証券 1.30% 7,800株 78枚 0枚
岡三証券 0.87% 5,200株 52枚 5枚

岩井コスモ証券(副幹事)、SBI証券松井証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンライン証券から申し込み可能となりました。(7月16日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(7月28日追記)
・その他、楽天証券から申し込み可能となりました。(8月5日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
富山 広己 24.11% 180日間
N&KT(株) 23.92% 180日間
関根 政英(社長) 7.11% 180日間
シイエヌエス従業員持株会 5.36%  
小野間 治彦 4.48% 180日間
楠見 慶太 4.47% 180日間
(株)エヌ・ティ・ティ・データ 3.99% 180日間
生活協同組合コープさっぽろ 3.99% 180日間
戸田 忠志 2.39% 180日間
種田 政行 2.15% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2016年
5月
2017年
5月
2018年
5月
2019年
5月
2020年
5月
売上高(百万円)? 3,400 3,674 3,853 4,434 4,578
経常利益(百万円)? 307 422 357 276 486
当期純利益(百万円)? 192 109 225 143 325
純資産額 (百万円)? 968 1,029 1,200 1,445 1,720
1株あたりの純資産額(円)? 80,638 85,709 99,986 576 686
1株あたりの純利益(円)? 15,966 9,064 18,772 59 130
自己資本比率(%)? 55.4 54.6 52.2 59.6 61.4
自己資本利益率(%)? 22.0 10.9 20.2 10.6 20.6

※2018年5月期まで単独決算。2019年5月期から連結決算。
※2019年5月期以降、株式1株につき200株の分割を反映。
・2021年5月期は、第3四半期時点で売上3,490百万円、経常利益391百万円を達成しています。IPOで得た資金は、人材採用費ならびに教育研修費、新規ビジネスモデルの構築、社内基幹システムへの強化などの運転資金に充てる予定です。

管理人からのコメント

 シイエヌエス(4076)、システムエンジニアリングはIPOのテーマとしては、やや弱い印象です。また、業績推移を見ると、利益の伸びが不安定で、先行きにやや不透明感があり、買い需要があまり期待できません。一方、公開株数は少なめで、主要大株主にも期間でロックアップがかかっており、供給はしぼれています。今の相場状況をふまえて、総合的な需給を考えると、初値はそれなりに上昇すると予想します。

 ネット証券では、岩井コスモ証券(副幹事)、SBI証券松井証券岡三オンライン証券DMM株楽天証券から申し込み可能となっています。同日にフューチャーリンクネットワーク(9241)も上場することになっていますが、規模が小さいので、影響はあまりないでしょう。

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