CINC[シンク](4378)

 CINC[シンク]の事業内容は「デジタルマーケティングの調査・分析・運用・改善ツール『Keywordmap』シリーズの開発・販売、DXコンサルティングサービスの提供」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額94.8億円、吸収金額27.3億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「SMBC日興証券が主幹事」の案件です。

CINC[シンク]のホームページ画像
成長性 割安性
にじゅうまる △
話題性 総合評価?
○ b


基本情報

会社名 CINC[シンク](4378) 【東証マザーズ】
会社URL https://www.cinc-j.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券楽天証券松井証券岩井コスモ証券マネックス証券DMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 2,850円
仮条件? 2,850円 ~ 3,080円
公募価格? 3,080円
初値予想(独自) 4,000円 ~ 5,000円(9月22日時点)
初値? 3,950円 (公募価格比+870円 +28.2%)

・想定価格2,850円に対して、PER829.6倍、PBR8.73倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益3.4円、1株あたり純資産326.3円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 10月11日(月)~10月15日(金)
当選発表日? 10月18日(月)
購入申込期間? 10月19日(火)~10月22日(金)
上場日? 10月26日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 328,000株
売出株数(OA含む)? 629,200株
当選株数合計 957,200株

・当選株数は957,200株。売買単位が100株なので、当たりは計9,572枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 SMBC日興証券 87.86% 841,000株 8,410枚 841枚
幹事 野村證券 4.35% 41,600株 416枚 41枚
SBI証券 3.47% 33,200株 332枚 149枚
楽天証券 0.87% 8,300株 83枚 83枚
松井証券 0.87% 8,300株 83枚 58枚
岩井コスモ証券 0.87% 8,300株 83枚 8枚
いちよし証券 0.87% 8,300株 83枚 0枚
東海東京証券 0.43% 4,100株 41枚 4枚
マネックス証券 0.43% 4,100株 41枚 41枚

SMBC日興証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券楽天証券松井証券岩井コスモ証券マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(10月4日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
石松 友典(社長) 39.39% 180日間
(株)CZ 24.73% 180日間
(株)平企画 14.20% 180日間
平 大志朗 13.28% 180日間
前山 奈津子 7.33% 継続保有
渡井 弘一 0.27% 継続保有
雨越 仁 0.27% 継続保有
山地 竜太 0.23% 継続保有
間藤 大地 0.20% 継続保有
外石 正行 0.09% 継続保有

 

企業業績のデータ(5年分)

  2017年
3月
2018年
3月
2018年
10月
2019年
10月
2020年
10月
売上高(百万円)? 232 406 337 764 934
経常利益(百万円)? 70 90 38 100 39
当期純利益(百万円)? 49 56 26 74 11
純資産額 (百万円)? 68 124 150 224 236
1株あたりの純資産額(円)? 1,696,961 3,106,510 3,753,508 75 79
1株あたりの純利益(円)? 1,220,286 1,409,550 646,998 25 4
自己資本比率(%)? 49.7 53.5 54.7 34.5 30.7
自己資本利益率(%)? 112.3 58.7 18.9 39.5 5.0

※2018年に期末月を3月から10月に変更。
※2019年10月期以降、株式1株につき75,000株の分割を反映。
・2021年10月期は、第3四半期時点で売上933百万円、経常利益163百万円を達成しています。IPOで得た資金は、サービス開発費、設備投資、人材投資、借入金返済に充てる予定です。

管理人からのコメント

 CINC[シンク](4378)、ビッグデータを処理して、マーケティング用調査・分析ツール「Keywordmap」シリーズの開発・販売をしています。また、「Keywordmap」シリーズを用いて、DXコンサルティング(デジタル技術を用いた変革)を提供しています。

 DXコンサルティングにおける契約件数、契約単価ともに右肩上がりで推移しており、将来性は十分に感じます。ただ、現状は「Keywordmap」シリーズの開発における先行投資(サーバーや人件費)を増加させており、利益が伸び悩んで見えています。

 公開株数は、少なくはありませんが、主要大株主に期間でロックアップがかかっており、供給はそれなりに絞れています。総合的な需給を考えると、初値はまずまずの上昇を見せると予想します。

 ネット証券では、SMBC日興証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券楽天証券松井証券岩井コスモ証券マネックス証券DMM株から申し込み可能となっています。

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