セルム(7367)

 セルムの事業内容は「人材開発・組織開発事業」で、JASDAQスタンダード上場の中型案件(想定時価総額57.9億円、吸収金額19.6億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」の案件ですが、総合的に見て、小幅な上昇にとどまると予想します。

成長性 割安性
△ ○
話題性 総合評価?
○ c


基本情報

会社名 セルム(7367) 【JASDAQスタンダード】
会社URL https://www.celm.co.jp/
狙い目証券会社 野村證券(主幹事)、SMBC日興証券SBI証券松井証券楽天証券
auカブコム証券DMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 930円
仮条件? 1,040円 ~ 1,280円
公募価格? 1,280円
初値予想(独自) 1,500円 ~ 2,100円(3月22日時点)
初値? 1,502円 (公募価格比+222円 +17.3%)

・想定価格930円に対して、PER17.21倍、PBR2.19倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益54.0円、1株あたり純資産424.8円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件が想定価格を大幅に上回ったため、初値予想を「1,200円 ~ 1,800円(3月2日時点)」から「1,500円 ~ 2,100円(3月22日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 3月19日(金)~3月25日(木)
当選発表日? 3月26日(金)
購入申込期間? 3月29日(月)~4月1日(木)
上場日? 4月6日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 1,185,000株
売出株数(OA含む)? 925,200株
当選株数合計 2,110,200株

・当選株数は2,110,200株。売買単位が100株なので、当たりは計21,102枚
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 野村證券 91.32% 1,927,100株 19,271枚 1,927枚
幹事 みずほ証券 3.04% 64,200株 642枚 64枚
SMBC日興証券 2.61% 55,000株 550枚 55枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
0.87% 18,300株 183枚 18枚
SBI証券 0.87% 18,300株 183枚 82枚
エース証券 0.65% 13,700株 137枚 13枚
松井証券 0.43% 9,100株 91枚 63枚
楽天証券 0.21% 4,500株 45枚 45枚

野村證券(主幹事)、SMBC日興証券SBI証券松井証券楽天証券から当選のチャンス。
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(3月4日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(3月12日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
(株)アイランドプラス 18.05% 90日間
加島 禎二(社長) 16.60% 90日間
加藤 友希 9.93% 90日間
田口 佳子 9.93% 90日間
若鍋 孝司 9.02% 90日間
(株)PINE RIVER 7.22% 90日間
(株)アイズ 6.32% 90日間
山崎 教世 4.06% 90日間
小林 剛 2.96% 90日間
吉冨 敏雄 2.10% 90日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2017年
3月
2018年
3月
2019年
3月
2020年
3月
2021年3月
(第3四半期)
売上高(百万円)? 1,729 3,971 5,562 5,299 (3,275)
経常利益(百万円)? 76 551 647 588 (272)
当期純利益(百万円)? 130 409 374 337 (127)
純資産額 (百万円)? 1,330 1,070 1,304 1,640 (1,712)
1株あたりの純資産額(円)? 12,243 19,934 258 325 -
1株あたりの純利益(円)? 2,672 8,117 75 67 (25)
自己資本比率(%)? 33.7 26.0 31.9 43.8 -
自己資本利益率(%)? 9.8 34.1 32.7 22.9 -

※2019年3月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・IPOで得た資金は、人材開発・組織開発事業の拡大に向けた運転資金に充てる予定です。

管理人からのコメント

 セルム(7367)、企業経営やコンサルなどの経験がある1,200名超のタレントのネットワークを使い、大手顧客企業に対して、企画の提案や実行支援をしています。右肩上がりの成長を見せていましたが、新型コロナの影響で業績が落ち込んでいます。IPO的には“今”が注目されますので、人気化は期待しづらいです。総合的な需給を考えると、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

 ネット証券では、野村證券(主幹事)、SMBC日興証券SBI証券松井証券楽天証券auカブコム証券DMM株から申し込み可能となっています。

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