ウイルテック(7087)
(2月27日追記)
・引受価額が「1,104円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「1,104円」付近で寄り付く可能性があります。
(2月19日追記)
仮条件の上限価格が想定価格を下回ったので、初値予想を引き下げました。
ウイルテックの事業内容は「製造請負・製造派遣事業、機電系・建設系技術者派遣事業、受託製造事業」で、東証2部上場の中型案件(想定時価総額77.5億円、吸収金額26.3億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「SMBC日興証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見ると、公募割れを心配する案件です。
基本情報
会社名 | ウイルテック(7087) 【東証2部】 |
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会社URL | https://www.willtec.jp/ |
狙い目証券会社 | SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券、野村證券、大和証券、 岩井コスモ証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 1,280円 |
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仮条件 | 1,100円 ~ 1,200円 |
公募価格 | 1,200円 |
初値予想(独自) | 1,100円 ~ 1,300円(2月28日時点) |
初値 | 1,200円 (公募価格比+0円 +0.0%) |
・想定価格1,280円に対して、PER11.94倍、PBR1.36倍、配当利回り2.19%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益107.2円、1株あたり純資産942.7円、1株あたり配当金28.0円。)
・仮条件が想定価格を下回ったので、初値予想を「1,200円 ~ 1,350円(2月3日時点)」から「1,000円 ~ 1,300円(2月19日時点)」に変更しました。
・公募価格に伴い、初値予想を「1,000円 ~ 1,300円(2月19日時点)」から「1,100円 ~ 1,300円(2月28日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 2月19日(水)~2月26日(水) |
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当選発表日 | 2月27日(木) |
購入申込期間 | 2月28日(金)~3月4日(水) |
上場日 | 3月6日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 888,500株 |
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売出株数(OA含む) | 1,168,100株 |
当選株数合計 | 2,056,600株 |
・当選株数は2,056,600株。売買単位が100株なので、当たりは計20,566枚。
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | SMBC日興証券 | 88.71% | 1,824,400株 | 18,244枚 | 1,824枚 |
幹事 | SBI証券 | 3.48% | 71,500株 | 715枚 | 321枚 |
野村證券 | 2.61% | 53,600株 | 536枚 | 53枚 | |
大和証券 | 1.74% | 35,700株 | 357枚 | 53枚 | |
みずほ証券 | 1.74% | 35,700株 | 357枚 | 35枚 | |
岩井コスモ証券 | 1.74% | 35,700株 | 357枚 | 35枚 |
・SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券、野村證券、大和証券、岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(2月12日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
小倉 秀司 | 64.74% | 180日間 |
(株)RASアセット | 14.41% | 180日間 |
宮城 力(社長) | 7.05% | 180日間 |
野地 恭雄 | 1.51% | 180日間 |
西 隆弘 | 1.09% | 180日間 |
渡邊 剛 | 1.09% | 180日間 |
東 和登 | 0.84% | 90日間 |
ウイルテックグループ従業員持株会 | 0.54% | |
田中 伸也 | 0.25% | 90日間 |
水谷 辰雄 | 0.25% | 90日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2017年3月期まで単独決算。2018年3月期から連結決算。
※2018年3月期以降、株式1株につき5株の分割を反映。
・2020年3月期は、第2四半期時点で売上12,251百万円、経常利益628百万円を達成しています。IPOで得た資金は、機械装置、人事給与システム、機電系技術者派遣事業のロボット関連への設備投資、採用費、借入金の返済に充てる予定です。
管理人からのコメント
ウイルテック(7087)、派遣業はIPOのテーマとして弱く、業績も頭打ち気味で人気化は期待できないでしょう。さらに、公開株数も多く、需給的に初値が上がりにくくなっています。同日に、きずなホールディングス(7086)が上場することも需給を悪化させています。
ネット証券では、SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券、野村證券、大和証券、岩井コスモ証券、DMM株から申し込み可能となっていますが、見送っても問題ないでしょう。
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