モダリス(4883)
(7月10日追記)
仮条件が想定価格を大きく上回ったため、初値予想を引き上げました。
モダリスの事業内容は「コアとなるプラットフォーム技術である『切らないCRISPR技術』を用いた遺伝子治療薬の研究開発」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額223.0億円、吸収金額25.5億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」の案件ですが、総合的に見て初値の上昇は期待しづらいです。
基本情報
会社名 | モダリス(4883) 【東証マザーズ】 |
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会社URL | https://www.modalistx.com/ |
狙い目証券会社 | SBI証券(副幹事)、SMBC日興証券、DMM株、マネックス証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 820円 |
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仮条件 | 1,000円 ~ 1,200円 |
公募価格 | 1,200円 |
初値予想(独自) | 1,500円 ~ 2,500円(7月10日時点) |
初値 | 2,520円 (公募価格比+1,320円 +110.0%) |
・想定価格820円に対して、PER158.72倍、PBR4.15倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益5.2円、1株あたり純資産197.7円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件が想定価格を大きく上回ったため、初値予想を「750円 ~ 1,230円(6月26日時点)」から「1,600円 ~ 2,600円(7月10日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 7月14日(火)~7月20日(月) |
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当選発表日 | 7月21日(火) |
購入申込期間 | 7月22日(水)~7月29日(水) |
上場日 | 8月3日(月) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 2,100,000株 |
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売出株数(OA含む) | 1,005,000株 |
当選株数合計 | 3,105,000株 |
・当選株数は3,105,000株。売買単位が100株なので、当たりは計31,050枚。
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | みずほ証券 | 78.26% | 2,430,000株 | 24,300枚 | 2,430枚 |
幹事 | SBI証券 | 9.57% | 297,000株 | 2,970枚 | 1,336枚 |
SMBC日興証券 | 9.57% | 297,000株 | 2,970枚 | 297枚 | |
いちよし証券 | 1.30% | 40,500株 | 405枚 | 4枚 | |
エース証券 | 1.30% | 40,500株 | 405枚 | 40枚 |
・SBI証券(副幹事)、SMBC日興証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能になりました。(7月7日追記)
・その他、マネックス証券から申し込み可能となりました。(7月14日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
(株)ライフサイエンスイノベーションマネジメント | 17.86% | 180日間 |
濡木 理 | 16.07% | 180日間 |
富士フイルム(株) | 8.39% | 90日間 1.5倍 |
ファストトラックイニシアティブ2号投資事業有限責任組合 | 8.39% | 90日間 1.5倍 |
SBIベンチャー投資促進税制投資事業有限責任組合 | 3.75% | 90日間 1.5倍 |
協創プラットフォーム開発1号投資事業有限責任組合 | 3.57% | 継続保有 |
片山 晃 | 2.86% | 継続保有 |
SMBCベンチャーキャピタル3号投資事業有限責任組合 | 2.68% | 90日間 1.5倍 |
Sosei RMF1投資事業有限責任組合 | 2.68% | 90日間 1.5倍 |
みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合 | 2.59% | 90日間 1.5倍 |
企業業績のデータ(5年分)
※2017年12月期まで単独決算。2018年12月期から連結決算。
※2018年3月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・IPOで得た資金は、研究開発費、米国子会社の関連施設の増床などで必要となる資金に充てる予定です。
管理人からのコメント
モダリス(4883)、遺伝子の切断をおこなわず、遺伝子スイッチのオン・オフのみで遺伝子治療をおこないます。通常の治療法は、遺伝子の切断をおこないますが、その影響でガン化リスクが高まることが報告されています。専門家ではないので、詳しいことは分かりませんが、すでに黒字化を達成している点は評価できます。とりあえず、仮条件がどの程度の水準になるかを見てから、申し込みの判断をする予定です。
ネット証券では、SBI証券(副幹事)、SMBC日興証券、DMM株、マネックス証券から申し込み可能となっています。
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