松屋アールアンドディ(7317)
(3月26日追記)
・公募価格が仮条件の下限で決定したのを受けて、初値予想を引き下げました。公募割れの危険性が高まっていますのでご注意ください。
→公募価格が仮条件の下限で決まったIPOの初値一覧表
・引受価額が「837円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「837円」付近で寄り付く可能性があります。
松屋アールアンドディの事業内容は「自動車安全装置縫合システムの開発・製造・販売、レーザー裁断機の開発・製造・販売、血圧計腕帯の製造、カーシートカバーの生産など」で、東証マザーズ上場の小型案件(想定時価総額24.3億円、吸収金額6.9億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」の案件ですが、総合的に見て、初値の上昇は期待しづらいです。
基本情報
会社名 | 松屋アールアンドディ(7317) 【東証マザーズ】 |
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会社URL | http://matsuyard.com/ |
狙い目証券会社 | 野村證券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、岡三オンライン証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 960円 |
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仮条件 | 910円 ~ 960円 |
公募価格 | 910円 |
初値予想(独自) | 830円 ~ 950円(3月26日時点) |
初値 | 838円 (公募価格比-72円 -7.9%) |
・想定価格960円に対して、PER21.36倍、PBR1.2倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益44.9円、1株あたり純資産796.9円、1株あたり配当金-円。)
公募価格が仮条件の下限で決定したことを受けて、初値予想を「940円 ~ 1,150円(3月2日時点)」から「830円 ~ 950円(3月26日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 3月18日(水)~3月25日(水) |
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当選発表日 | 3月26日(木) |
購入申込期間 | 3月27日(金)~4月1日(水) |
上場日 | 4月6日(月) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 280,000株 |
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売出株数(OA含む) | 436,400株 |
当選株数合計 | 716,400株 |
・当選株数は716,400株。売買単位が100株なので、当たりは計7,164枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 野村證券 | 91.35% | 654,400株 | 6,544枚 | 654枚 |
幹事 | SBI証券 | 2.60% | 18,600株 | 186枚 | 83枚 |
みずほ証券 | 2.60% | 18,600株 | 186枚 | 18枚 | |
岡三証券 | 1.73% | 12,400株 | 124枚 | 12枚 | |
東洋証券 | 1.73% | 12,400株 | 124枚 | 12枚 |
・野村證券(主幹事)、SBI証券(副幹事)から当選のチャンス。
・その他、岡三オンライン証券から申し込み可能となりました。(3月5日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(3月11日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
後藤 秀隆 | 25.53% | 90日間 |
後藤 倫啓 | 23.40% | 90日間 |
後藤 匡啓 | 23.40% | 90日間 |
オムロンヘルスケア(株) | 10.64% | 90日間 1.5倍 |
CBC(株) | 4.26% | 90日間 1.5倍 |
ゴトウホールディング(株) | 4.26% | 90日間 |
NVCC7号投資事業有限責任組合 | 2.43% | 90日間 1.5倍 |
後藤 久代 | 1.83% | |
中野 雅史 | 0.34% | 継続保有 |
長谷川 克人 | 0.34% | 継続保有 |
企業業績のデータ(5年分)
※2017年3月期まで単独決算。2018年3月期から連結決算。
※2018年3月期以降、株式1株につき1,000株の分割を反映。
・2020年3月期は、第3四半期時点で売上6,452百万円、経常利益298百万円を達成しています。IPOで得た資金は、研究開発費、人件費および採用費、運転資金に充てる予定です。
管理人からのコメント
松屋アールアンドディ(7317)、世界的な自動車(エアバッグやカーシートカバー)需要に応じて業績が連動する印象を受けます。直近の業績推移を見ても、利益が安定して伸びていません。また、テーマもIPOで人気化するようなものではないと思います。総合的に見て、初値を大きく上昇させるほどの買いは集まらないのではないでしょうか。
ネット証券では、野村證券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、岡三オンライン証券、DMM株から申し込み可能となっています。
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